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星を詠む•1(水星)

太陽に1番近い惑星。
燃え盛る太陽に1番近い惑星なのに「水」の「星」と名付けられた事にも興味が湧きます。

紀元前14世紀のアッシリア人は、もうすでにこの星の存在を知っていて「俊足の星」と呼んでいたとか。中国では「辰星」と名付けていて「北」とか「水」と関連づけていたそうです。そこから日本でも、韓国、ベトナムでも「水星」と書くようになったのだとか。

インドでは水曜日を司る神様「ブダ」と名前がつけられ、ゲルマン神話では同じく水曜日と水星はオーディンが司っているのだそうです。興味深いです。マヤ文明ではフクロウに喩えられされて地下世界から来たとされていたそうです。

さていざ「星をよもう」となって、ひとつひとつの惑星についても雑学的に色々調べてみたりするのですが、例えば西洋占星術での「水星」に関するいろいろな言葉やシンボルがどれも本当に面白いです。

双子座と乙女座の守護星、知性、知識人、思考、言語能力、技術、実務能力、仲介人、メッセンジャー、などなど。

そこに、私のお仕事でも有るセラピーに関する事柄を加えていくと、次々といろいろなものが登場してきます。

人差し指、コミニュケーション、風、木の葉、手紙、声、言葉、水色、カモミール、ユーカリ、ティツリー、ペパーミント、浄化、表現力、第4チャクラ、20代後半から30代、内分泌系のトラブル、甲状腺と副腎機能の低下、冷え性、発想力、発揮できないままの表現力。

まだまだどんどん出てきそうな気がします。

マーキュリーとも呼ばれる「水星」はヘルメスでもあり、元々はゼウスの子。
生まれてすぐにお父さんであるゼウスの牛を盗んじゃったそううです。
とんでもないやんちゃ坊主だなっ!(笑)
犯人はヘルメス(マーキュリー)だと見つけたのはアポロンだそうですw

お父さんであるゼウスには牛を返さずに、盗んだ牛の腸で作った弦を張った竪琴をひいて、その音の美しさでお父さんに気に入られ羊飼いの杖を貰ったそうです。

商売の神様だから商業工場や、商業系の学校の校章になっていたりします。竪琴が校章に使われる事が多いようです。

足が早く、賢くて器用で、明け方と夕方に駆け抜けていく。お父さんとの商取引は、オムツを履いてた幼い頃から。なるほど商才に長けている神様のイメージがつくわけです。

「水星」にまつわるお話を色々調べていたら、せっかち、おっちょこちょい、小賢しい、幼い、そんなイメージも湧いてきました。思い浮かぶイメージの全てが、私の宝物になり「商材」になるはずです。

だんだん面白くなってきちゃう。ますます広がっていく。
私の中の宇宙で太陽系は、元気いっぱいに螺旋を描きながら未来へ向かっていきます。

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