「インスタントコーヒー」

角砂糖とミルクいくら入れても甘くはならないわ
苦いインスタントコーヒー

真白な季節は一人ってことを余計に強く感じる
改札を抜けたらいつもの道といつもと違う右側

あなたが居ないとどうしようもない
あたしの気持ちとあたしの飲めないアレと

角砂糖とミルクいくら入れても甘くはならないわ
苦いインスタントコーヒー あなたの香り
いっそ捨ててしまえば全部忘れられるの
いつの間にか冷めてしまってる

最後の夜からもう何年が経ったすっかり慣れた右側
あなたの声音もよく歌ってた歌もあまり覚えていないけど

ふと気が緩んだそんな時に
不意に蘇る いまだに飲めないアレの香り

忘れようとする度にいつも思い出してしまうの
確かに幸せだったから
穴が開いて気付いたあたしまだあなたと
笑っていたかったの

角砂糖とミルクいくら入れても甘くはならないわ
苦いインスタントコーヒー あの日の香り
いっそ捨ててしまえば全部忘れられたの
いつの間にか冷めてしまってる

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