豊かな「土」を科学する
僕は神戸の北に位置する農園で働いていたことがあります。
関西の土は粘土質が強く、乾けばガチガチのひび割れた土になり、その堅さから野菜の苗を植える時にはアイスピックを使って土を砕き、その穴に苗を植えていきました。逆に雨が降るとドロドロの粘土になり、歩くのが困難な程です。
お米やダイズは良く育つのですが(丹波の黒豆、山田錦など有名です。)、野菜となると適切に育っていると言いがたいものが収穫出来ました。
さて、農業の本を読んでいると、さかんに「土づくり」なるものがでてくるけれど