見出し画像

チャチャっと制作日記 〜2020.1〜

noteでは小説を中心に繰り広げていくつもりでしたが、やはり私といえば「絵」を抜いて語れない。ということで、一ヶ月毎の作品とコメントをつけていくことにしました。

初回は、一月。(いますでに五月なんですけど) 絵とそれに纏わる話を聞きたいかなって時に、ゆるりとご覧下さい。

一月は、二度の全身麻酔手術明けの体にムチ打って、早く制作がしたい…早く…といった月でしたね。もはや絵は、私のソウルワークなのでしょう。周りからはちょっとひかれてた。

画像1

●【荒き波の優しき思い出】

油彩キャンバス10号。退院して初めて描いた作品です。舞台は、伊豆下田の多々戸浜。下田駅から程近い外海なんですが、綺麗ですが波が荒くて、波乗り遊びをするには最適の場所でした。幼い頃よく旅行した場所です。優しい思い出として描きました。

画像2

画像3

画像4

●ミニキャンバスシリーズ【手のひら彼女】

手のひらにスッポリ収まるほどの小ささのキャンバスに描いた、油彩画シリーズです。現在も増殖中。二枚目、三枚目のタイトルは「芽生えの頃」、「Don't forget lighting」。強い意志と瞳を携えた少女たちを描きたくて始めたシリーズです。流されない、媚びない、貫いていく、それは私がなりたい人物像なのかもしれませんね。

画像5

画像6

●【命塩】

油彩キャンバス50号。置き場所に困るほどの大作です。舞台は、山梨県甲州市塩山。母方祖父母の故郷です。構想自体は去年からあったのですが、臨死体験時に祖母に会ったのが起爆剤となったのか、思いを強めて一気に書き上げます。わたしの直接的な故郷というわけではありませんが、自分の血に流れる、実直で生一本な山梨県民の気質を感じながら描きました。まあ、当の私は、テキトー大雑把お調子者人間で、キチンとした祖父母とはあまり似ていないんですが……。それも踏まえて、塩山が「招かざる客」として私自身を見つめている構図にしています。

一月制作の目ぼしいところは、こんなところです。では、次は二月制作日誌でお会いしましょう★

ご支援頂けますと、個展や企画展、画集発行、グッズ制作などに尽力できます!どうぞよろしくお願いいたします。