『活版印刷三日月堂 星たちの栞』
ほしおさなえ著『活版印刷三日月堂 星たちの栞』の読後感。
手作業で一つ一つの活字を拾って組んで昔ながらの手法で言葉を印刷する。それが活版印刷。耳にするだけで、心地よい気持ちになる。アナログの代表格、”手紙”にも通じるものを感じる。今の仕事を始めた頃、身分不相応と思いつつ、大好きな活版印刷で名刺を作って配っていた。ひとことで理由を伝えるは難しいが”どうしても好きなもの”である。
この本の舞台は埼玉県の川越市。昔ながらの活版印刷の印刷所の店主と活版印刷に魅力を感じてお客として