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スキージャンプ選手!ヨーロッパのサッカー選手と同じくらい有名!スキージャンプあなどないでね編!

スキージャンプって日本にいたらそこまで人気じゃないような感じが受けます。

でもこの表紙の写真から見ても分かるようにものすごい人!そして人気なんです。。ある意味オリンピックよりヨーロッパ大会の方が熱狂的です。

僕もヨーロッパに行くまで全く興味がありませんでした。。

でもドイツでのルームメイトのステファンがものすごい好きジャンプファンで。。

日本人の誰かが勝つと僕の部屋にやってきて。。

「ノリアキ カサーイ!」とか「ダイキ イトー!!」とか叫んで入ってくるんです。。


スキージャンプ。。。??

そこまで興味はなかったものの。。

それからが僕のスキージャンプへの入り口でした。。


葛西紀明選手!さすがに日本でもとても有名な人ですが、ヨーロッパではその10倍くらい人気です。ハリウッドスター並みとかではないでしょうか。。


ヨーロッパではスキージャンプは物凄い人気

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日本ではスキージャンパーの人たちはそんなに人気ないと思いますが、

ヨーロッパではものすごい人気者で、ものすごくモテるんです。。

衝撃でした。。。


きっとヨーロッパのサッカー選手くらい知名度や人気があります。

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他のヨーロッパのチームスタッフからこの人気ぶりです。

葛西紀明選手は日本でもとても有名ですがヨーロッパではそれ以上です。日本での評価以上のレジェンド的な選手なんです。


日本ではマイナーなスポーツかもしれないですけども

ヨーロッパでは相当メジャーなスポーツです。

クロスカントリーなどもそうですが一緒です。。


もうもうすぐ北京オリンピックが開催されます。

そこでスキージャンプの魅力を少しでも伝えられたらと思います。

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僕はドイツでスキージャンプの魅力にハマりました。。


日本はもともとスキージャンプが強かったんです。。

長野オリンピックなどでは日本のスキージャンプ団体が優勝し金メダル!


でもどうしてでしょうか。。

日本が優勝すると好まない人たちがいるんですね。。


すると今度はルール変更。。

身長の高いヨーロッパ人が有利に、比較的に低い人が不利になるようなルールになりました。。

最初は苦戦したものの

日本特有の努力と

勤勉さで数年かけてまた上位に上がってきました。。

努力の塊ですね。。本当に凄いと思います。。


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今のスキージャンプ。。

身長が高い北欧勢がとても強いです。。

ヨーロッパも各国が強いです。。


でもアジアで頑張っているのは日本ぐらいなんです。。

そして日本でもスキージャンプがメインでできるのは北海道と長野くらいではないでしょうか。。


スキージャンプは3つのメインのジャンプ台があります。

ノーマルヒル、ラージヒル、フライヒル。。

日本では長野オリンピックの時に使われた

ノーマルヒル(K点約80m)ラージヒル(k点約120m)があります。


「K点」とは飛行可能な距離が何mの設計になっているかを示したもの

なので。。ノーマルヒルなどは大体80m。。

飛ぶ人で100m近く飛ぶジャンプ台です。


でもここで一つ!

スキージャンプで飛ぶと言いますが。。実際には

落ちてます。。

ただ落ちているんです。。。

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考えてみても助走と細い板だけで飛べるはずがないんです。。

でもこの落ちるだけの競技。。


意外と面白いんです。。


選手によって距離が変わってくるんです。。

その時に吹いている風も影響します。


選手がスタートする前に合図をする旗を持っているコーチがいるんです。。

そのコーチは風を読み取ってスタートの合図をします。


選手のジャンプのタイミング。。そして空中の姿勢。。

一般の人では足がすくむような急斜面。。

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そして時速80km。。フライングヒルなどは時速100kmまで出ます。。

ジャンプするタイミングは0,0..1のコンマ何秒の世界。。


でも80mなんてあっという間。。


ジャンプしたかと思ったら2秒後ぐらいに着地してます。。

ラージヒルも120m大体3、4秒くらいで着地してます。。


でもここで注目してもらいたいのは

フライングヒル。。


K点約180m。。。

これ本当に凄いです。。。


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ノーマルやラージヒルなどでも飛んだ後に落ちていくんですが、

飛距離を出す選手は後半にふわ〜っと浮くんです。。

本当に飛ぶんです!!


それがよく分かるのがフライングヒル!


150mくらい過ぎるとそこから飛距離を伸ばしてきます。。

選手たちもそのまま落ちれば着地は難しくないのですが、

浮くと着地が難しくなります。。


有名な選手でも飛距離がぐんぐん伸びるとバランスを崩してしまいます。。


飛ぶ人は240〜250mくらいぐんぐん飛んできます。。

それをみた時には衝撃でした。。


こちらは240mを超えたフライングヒルでのジャンプです。

このフライングヒル。。(Flying hill)

日本にはない。。そしてオリンピックにもない。。


ヨーロッパでは冬の時期に毎月のようにスキージャンプの大会が行われています。日本人選手も参加してます。。

11月から3月まで約20試合くらい大会が行われています。

多い月では5、6回ほど大会があるんです。すべて違う国で。。

過酷スケジュールです!

そして最後の3月には3回ほど世界選手権も含めフライングヒルがやってきます。。


ヨーロッパのスキージャンプの大会の観客は日本の観客の比じゃありません。この冬の間、日本の札幌でも開催されるのですが日本の観客は本当に少な過ぎるとヨーロッパから中継を観ていて感じました。

世界スキージャンプの札幌大会の写真です。。

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表紙の写真はヨーロッパのスキージャンプの大会です。

昔からこの光景は変わっていません。。


飛ぶ選手にとってはものすごい観客が下から見つめる上から飛んでいけるのがヨーロッパです。

選手にとっても観客がたくさんいる方が気分がいいと思います。。

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日本では寂しいでしょうが、ヨーロッパでは観客の多さだけでも感動です!


そしてそのフライングヒルの飛行時間は7秒、8秒とゆうにあります。

本当に飛んでいると思えるようなジャンプ!!

しかも日本人もどんどん飛んでいきます!


日本ではこのような大型のジャンプ台はないのに。。

どこで練習しているんだろうと。。とても勇敢に思えます。

空中での風との抵抗。。。バランスをとりながら。。命がけです。。


そして日本人選手も世界で活躍しています。

そして特に近年すごい成績を残している新生スキージャンパー!

小林陵侑選手!現在の成績第2位!!

オリンピックではノーマルヒル、ラージヒルでの競技になります。

フライングヒルの半分の距離くらいの飛距離のジャンプ台になります。

ある意味。。フライングヒルが驚異的すぎるんです。。


この映像を見たらオリンピックが物足りなくなるかもしれません。。

でもオリンピックに集まってくる人はこれだけ飛べる代表選手たちなんです!


ヨーロッパでは飛びまくっているスキージャンパーたち。。

フワッと浮き伸びていくときは鳥肌ものです。。

その感覚を少しでも感じていただけたらと思います。。



少しでも役に立てたら嬉しいです。。


全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。