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誰もに好かれるが、誰にも選ばれない

昔、友人にこう言われました。
あなたは誰もに好かれるけど、誰にも選ばれないよね、と。

その時は、不思議と感情の波は生まれず、変に納得してしまったのです。
すとん、と落ちたというか。
ああ、なるほどね、と。

誰もに好かれると言うのは、とても素晴らしい事です。
こう言われるのは誇らしいです。
実際、これまで生きてきて、あからさまな敵意や悪意、嫌悪感を向けられた記憶はほぼないです。

でも、誰かの特別には、選ばれないのです。

仲のよい友人にはなれるけれど、親友には選ばれない。
安心できる恋人にはなれるけれど、生涯の伴侶には選ばれない。

自分で言うのもなんですが、別に性格が悪い訳ではないのです。
たぶん…ね
性格が悪いとまず誰もに好かれはしないと思いますし…

恋愛面で重視されがちな容姿も、悪くもないが良くもない、普通中の普通です。
美しい!と一目惚れされた事もなければ、
ブス!と罵倒されたり、なんて醜い…と憐れみをうけた事もありません。

気づいてないだけという可能性はゼロではありませんがね…
いや、うーん…

とにもかくにも
みんなすごいなあ
普通にできてて

どうしたもんかなあ
と、私はきょうも
ひとりぼっちでぼんやりするのです。

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