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津和野町障害者福祉センター増築棟建設工事

8月24日(水)全員協議会にてタイトルの建設費についての説明が行われました。

津和野町には平成29年度に完成した障害者福祉センターがあり、B型作業所と放課後等デイサービス、相談所の機能を有しています。運営は社会福祉法人つわの清流会。

センターの中の「放課後等デイサービス」の利用希望者が増加し、現在の施設(スペース)だけでは対応が難しいため今回、増築となっている。

元々は定員10名でスタートし4名〜5名の利用でしたが、現在は平日10名 長期休業中は10名を超える利用希望があるため、2022年4月より定員を20名に増やし対応。利用者が増える長期休暇中は従来の施設とは別に空いている建物を間借り、利用者の子供たちを2会場に分ける事で対応中。

増築の予算は6,600万円。(大きさは130㎡ 約39坪)
全員協議会での説明を聞く限りは「予算も抑えつつ、現場の声を聞き必要なものはカバーした。」と感じました。

が、しかし前回の給食センターのこともあるし、私自身、この放課後デイサービスで時々パートをしていることもあって、「本当に現場の声が反映されているのか?」という疑問もあったので、議会終了後、新人議員3人で現場見学へ。

突然の訪問でしたが、職員さんに優しく向かえていただき、色々とお話を伺うことができました。

そうするとやはり。。。。
・この設計の施設では小さい
 様々な状況を勘案すると増築スペースは低学年の子供たち用(10人)の施設としたいが、小さな子供たちは遊びも動きが伴うので余計に狭い。
 施設が整備されれば受け入れると言う話で入所待ちのお子さんが既におられるので20人想定の施設ではまたすぐにいっぱいになってしまうかも。。。

・トイレを通過しないとシャワールーム入れないという動線
 変更を希望したが叶わず

・つわの清流会としては現在の機能に加えて、「生活介護事業」や「地域活動支援施センター」「児童発達支援事業」も実施していく事をうたっており、地域からのニーズも高まっているが、実施には至っていない。実施には職員(人手)の問題もあるが、スペースの問題もある。
新たな設備を作るのであればこれらの機能を追加することも含めて整備を検討できないものか?

もう一年、今の不便な形で運営することになったとしても、様々な機能の追加も含めて整備を再検討できるならその方が良い。。。。
そんな現場の想いを聞いたら、この増築、今の案では賛成できない。。。。


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