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死生観っていざ聞かれると答えられないよね

死生観教えて!!
って急に聞かれたことあります?

私、あるんですよ

びっくりだよね
どんな世界線で生きとるんだ私は

でも死生観なんてそんな小難しそうなもの
すぐにまとめられるわけないじゃないですか

その時は周りにいたのが話したことある人だけだったのと
話題もなく場繋ぎのために振られた話だったから
思いの丈を長々と話したんだけど

これを改めて考えてみようと思うの


OK Google 死生観って何?

まずは『死生観とはなんたるか』についてGoogle先生に教えてもらおう

死生観とは『生きることと死ぬことの価値観や自分の考え方を示す言葉』
(出典:『死生観とは|向き合う意味や人生の最期を後悔なく迎えるための方法を実態とともに解説』、学研ココファン)

なるほどなるほど
じゃあ本当に人によりけり、というわけだな

そりゃあ色んな人の意見がぶつかり合うところをたまに目撃することにもなる訳だ

それじゃあ死生観についてわかったところで思うがままに書いていこうと思う

わたしの中で確実に存在する矛盾した2つの死生観

自殺はいいこと?すごいこと?

何の前提もなくこれを聞かれたとして私の返事は「NO」

つらい思いをしていたとしても
その人が死んだほうがマシだというくらいの生き地獄を生きていたとしても

私の口から言えることはNOだけ

だってそうするしかない(と思っている)

「そっかそっか、、つらいんだね、死にたいんだね、、死んじゃってもいいと思う、、つらいんだもんね、、、」

なんてどれだけ同情しても口が裂けても
言えない

言わないんじゃない、言えない

あんまり経験を語ると老害になりかねないので割愛するが
本気のマジで死にたいと思ったことがある

もしその時誰かに打ち明けて

「うんうん、そっか、つらいんだもんね、いままでよく頑張ったよ、悲しいけどきっと死んだら楽になるよ、、」

なーんて言われていたら

多分本当に死んでたのではないかしらね

限界な状態、つまり
「どれだけ生きていてもしんどいだけ、誰も助けてくれない、私はひとりだ、死んだ方がマシだ」
という状態の人間に、(その人にとっての)都合のいい事の『肯定』なんて授けられた日には
暴走の一途をたどるだけなのだよ

だから、相手の生きている世界が

どれだけしんどくても
つらくても
生き地獄でも

私は自殺を肯定することができない

それからこの肯定できない理由はもうひとつある
これは「さすが人間様だな」と自分でも思うが、それは

目の前の人が死ぬ、ということに対しての『恐怖』

である。
そう、目の前の人が死ぬかもしれない、というのはとても怖い
仲のいい人ならなおさら怖い

そこにはお化け屋敷とかで感じる単純な恐怖と
解決策も提示できない人間の「生きてほしい」というエゴしかつまってないわけなのだが

それもちゃんとした理由のうちのひとつである
まぁまぁクズだと思うけどね

なんで『わたし』は生きてるの?

さっきも話したが、本気のマジで死にたいと思ったとき、ね
『なんで私はその時死ななかったのか』
ここに矛盾する私の2つ目の死生観が隠されている(←それっぽく言ってみた)

私が死ななかった理由
それは、『苦しいことが怖かったから』

え、しょーもな
って思ったでしょ?

それな

文字にして書き起こすと結構しょうもないのよね
だって『生き地獄だ』とか『しんどい』とか本気で思ってるのよ?

よくわかんないよね

でもね、死のうとするのって
怖いのよ、怖い

何かをする前から手が震えてね

大好きな弟妹への手紙は書いたし
やらなくちゃいけない宿題もしっかり終えてた
その時に後悔はなかったよ

なのにどうしてもダメだった

その当時は本当に、本当に
心の底からしんどかった、って今でも言えるほどだけど

なんでだろうね

それはまぁ置いておいて…
だから私は「自殺した人」のニュースを聞くたびに
どれだけ長い間しんどくて苦しくてつらくて
もがいて苦しんでたんだろう、って思っちゃうのよね

私は自殺したことがないから全然わからないけど

けど私が一番しんどかったあの時よりも
ずっとずっとしんどかったのかなぁ、
言い方は変だけど死ぬ勇気が恐怖に勝るほど
苦しかったのかなぁ、って

だからその人にとても
「自殺はよくないことだ!」
なんて言えない

言い方は悪いけど
すごいなぁ、なんて
こころのどこかで思ってる

矛盾してるよね、自分でも思う

でもどっちも本心

難しいね


シリーズ化するかもしれない 


この話題、まだまだ喋りたいことあるんだけど
ちょっと長いしいい区切りだから今日はこの辺で解散にしようかしらね

次がいつかはわからないけどシリーズ化しそうな気がするわ
書いてて意外とたのしかった

ぜひみんなの死生観も聞かせておくれよ

最後まで読んでくれてありがと!
らびゅ〜っ!


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