葛藤。
なぜ、この繊維業界はこんなにも低賃金なのか...
そして加工屋はなぜこんなにも納期に追われなくてはいけないのか。
長年の当たり前によっておかいしと感じつつも変わらないこの業界に疑問が沸々と湧いてくる。(知らないだけで変わってきているところもあるはず)
なぜそう思ったのか。
私は小さな工場にいて、70代の師匠やパートさん達と私の4人で工場を回している。
大口の仕事が来てとてもありがたいのだけど、生地の上がりが遅れていて裁断に取り掛かるのも遅かった。縫製工場に来た頃には納期まで3週間もなかった。
正直、無理をすれば(休日出勤をし、かつ残業するほど)納期にはギリギリ間に合う。
けれど、果たしてこれでいいのか。
もう年齢も年齢だからみんな疲弊している。
これで倒れられたらもっと困る。
なぜ、遅れてきたものに対して納期も延ばせないのか。
なぜ、販売時期をずらせないのか。
既製服である限り仕方がないことなのか...
この疑問を解消するにはオーダーでやるしかないのか...
なぜまだ寒い2月にSSが立ち上がり
なぜまだ暑い8月にAWが立ち上がり
我先にと買い物をしに行くのだろう。
ほしい時にほしいものがあることがなによりも大事なのではないか。
んー。わからん。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?