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ブルース名盤紹介1 the best of MUDDY WATERS/MUDDY WATERS
今日はブルースの名盤について書きます。
紹介するのは
マディ・ウォーターズの
“the best of MUDDY WATERS”。
「無人島に持っていく10枚」
には必ず入れたい作品です。
早速CDのライナーノーツをめくると、
曲ごとの参加ミュージシャンが記載されていますが、
そのバンド編成を見てみましょう。
2曲目”Long Distance Call”
4曲目”Honey Bee”
ここではバンド編成が、
ギター、ベース、ハーモニカのみ。
3曲目”Louisiana Blues”では
そこにウォッシュボード(洗濯板)という
パーカッションを追加。
(↓欲しくなります)
ギター1本で歌われる曲や、
ドラムやピアノも加わる
重厚なバンドサウンドが楽しめる曲もあり、
それらはもちろん魅力たっぷりです。
しかし今回は2〜4曲目の、
小編成のバンド演奏の妙技に
注目してみましょう。
マディのギターは、
必要な音しか鳴らさない。
スライドギターの1音1音が、
深く心に響く。
名手リトルウォルターのハーモニカが
そこに艶のある音色を重ねます。
そしてマディの歌。
これを聴いていると
心が落ち着いていきます。
身体が求める栄養の
たっぷり入ったものを食べると、
美味しく感じますよね。
添加物のない生身の音楽が、
心をしっかりと正しいところに戻してくれる。
そんな感じです。
必要なものしかない。
しかし、本当に必要なものが
音楽を通じて耳から
体に入っていきます。
もう何年も聴いてますが、
これからもずっと、ずっと、
聴き続けることになるでしょう。
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