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ブルース名盤紹介11 LIVE WIRE-BLUES POWER/ALBERT KING

例えば「ギター欲しい!」
となった時に、

楽器としての
エレキギターの音色を
比較しようと思ったら、
ブルースを聴くのが正解だと思います。

その理由は、

・単音弾き中心で、
音色の聴き分けがしやすい

・ピッキングの強弱による音色の変化や、
音の伸び、アタック感が聴きやすい

・エフェクターをあまり使用せず、
楽器そのものの音が聴ける

この3つです。

今回紹介するアルバート・キング。

使用ギターはギブソンの
フライングV。


ギターには「ルーシー」と
名付けられています。

そして、なんと、
アルバート・キングは
右利き用の弦の張り方のまま、
そっくりギターをひっくり返して、
1弦(細い弦)が上、
6弦(太い弦)が下のまま
ギターを覚えてしまいました。

コード弾く時とか、どうすんの!!?
って思いますが、
正しかろうが、間違っていようが、
自分の弾き方で貫いてしまう
思い切りの良さは、

アルバートだけでなく、
他のブルースギタリストにも見られます。

ところで、
弦を持ち上げて音程を変える、
チョーキングという奏法があります。
ブルースやロックで
多用される技ですね。

そのチョーキングのニュアンスにこそ、
ギタリストとしての個性が現れる、
そう言っても過言ではないでしょう。

アルバートはギターが上下逆なので、
高音の場合、弦を引き下げる感じで
チョーキングをする事になります。

その粘り感、音の伸び、
ギブソン特有の自然な歪みに
芯のしっかりしたぶっとい音。
これがすごいんです。

極上です。

その極上のトーンが存分に楽しめる、
2曲目の”Blues Power”

「誰にでもブルースは理解できるんだ!」

というメッセージ。

エレキギター以上に、
ブルースの表現に適した楽器はないでしょう。

アルバート・キングの奏でる音色を聴いて、
そう確信するのでした。


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