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Pegasosをご存知ですか?

ペガソスと読みます。私はつい最近まで知りませんでした。
というか、スイスの自殺幇助団体が精神疾患を受け入れることすら去年秋まで知りませんでした。どうせ見えない苦痛は海外でも軽視されんだろうなくらいに思っていました。

ずっと、100%自死しかないと思っていました。
もう私は生きる意味も無ければ現実的に生きていくのは不可能で、結構前に気付いていたけど誤魔化しも効かない状況になってきました(病状や環境の悪化、異様に高齢の親、社会的状況、変えられないバックグラウンド等)。

未遂になれば、取り返しのつかない後遺症の可能性。病院に収容されれば文字通り尊厳が陵辱されるケースが多く、苦痛についても未知数。勢いや勇気といった問題ではない"一歩"踏み出すまでの葛藤。

全て本来なら、自死を考えるに至るまで苦しんだ人々が体験すべきではありません。

死ねなかったらどうしよう、でここまで我々を追い込むな。

私はかなりの回数未遂していますが、完遂に至らなかったのは取り返しのつかない後遺症が残るのを比較的理性的に避けてきたからです。又はある意味では運が良かったパターンもあります。この臆病さが今の耐え難い苦痛を生んでいる訳ですが、自殺すらできない状況は想像したくもありません。また、そういった状況の方には絶対に今後何らかの"解決策"を講じなければなりません。死をタブー扱いする割に自殺大国の、日本の使命です。

私達は別に、死にたくない人に死ねといっている訳ではありません。混同されても困ります。また、それぞれのケースは個々に違いますから同じ病名であっても回復するしないの差は確実にあります。

最近の、人身事故の賠償金が払えず刑務所にいた男性が低体温症で亡くなったというあるまじきニュースについても議論していかないんでしょうか、この国は。この件詳細がいまいち分からないのが更に不安です。

前置きはこのくらいにします。

この投稿では、

①現在の状況
②スイス、Pegasosの反応
③医師との間に起こった問題

以上についてまとめます。

有料投稿は私の行く末が決まり次第全て無料公開しますが、今はワンクッションの措置としてこういった形でのポストをご容赦下さい。


ライフサークルは新規受付停止、結論Pegasosは私のメンバー申請を受け入れなかったのでもうどこの団体か簡単に分かると思います。


①現在の状況

今診断書と診断書別紙を翻訳会社に預け、納期間近です。3/15に納品とのことで、落ち着かず夜中何度も起きます。そのまま朝まで眠れず、起きたら昼というのが多い。明け方や朝の光が大嫌いなので、常に首からアイマスクを下げている…。

翻訳会社は単純にGoogleで"certified translator 日本"と検索をかけました。以前の繰り返しになりますが、明確にこれと同じ資格は日本には存在しないため確認の上同等の資格証明や品質を提供できるという会社にメールをし、しつこく守秘義務について確認しました。
おおかた嘘でしょうが主治医が私の診断書別紙を第三者に漏らした可能性があるというのは、ほとんどトラウマレベルで、漏らされたら終わりだと心底思いました。
また内容が内容だけに、主治医のように断ってくるのではないかとも危惧しましたが、受けてくれました。英語に関しては目的によってどういった表現を使うとか、どこを強調するかだとかニュアンスは変わってくるのではっきりと尊厳死の権利を取るためと伝えたかったですが、不安になって辞めました。なので原稿を見るのも非常に緊張します。

この翻訳を、確認後提出します。後述しますが一番厄介なのは団体側が診断書別紙に医師のサインやスタンプを求めてくる場合です。

②ペガソスの反応

これははっきり言って最悪でしたし落ち込みました。私は元々ペガソスは今週知ったくらいだったんですが、死ねなかったらどうしようという不安があまりに強く、咄嗟に二重会員になって保険にしよう!と馬鹿なことを考えてしまいました。また、親子関係や環境の悪化により焦りで思考が足りていませんでした。
そして、ペガソスのフォームに以前載せたものより短い現状やこれまでを入力し、私でも会員になれるかといった文で締めました。

すぐに自動送信メールが来ました。そこにはなるべく早く対応すると書いてあり、感動すらしたものです。返答は確かに早かったです。しかし、生死を扱うにしてはノリが軽いような…?

返答です。

"Thank you for providing your background information, greatly appreciated.

As a relatively young person with depression, PTSD and neurodevelopmental disorders, we are sorry but we are unable to help you at Pegasos.
We strongly encourage you to seek further counselling and assistance in your home country."

要は…

私の病気(複雑性PTSD, 発達神経症と鬱)と比較的若いことを考慮すると会員にはなれない。
日本でカウンセリングやサポートを受けることを強く勧める。

とのことでした。

カウンセリングというのは、カウンセリングで引き出されるものを全くの一人で抱えなければならない場合意味がないと思います。特にEMDRなどエビデンスはあるがリスクを伴う手法の場合、受け止めきれずどうなるか分かりません。

しかしながら今まで受けてきた傾聴中心のclient centeredといったカウンセリングは意味がなかったですし、認知の歪みが現実の場合CBTをしても無意味だと感じます。

カウンセリングを通じ、愛されなかった自分を認め云々といった文言も見かけますが、現在進行形で誰にも愛されてない場合全て現実を真正面から受け止めれば逆に破滅します。
つまり、カウンセリングは土台のない人間には鬼門です。そして私は今後何があろうと医療者側を信用しないくらいには"出来上がって"います。

そもそも日本ではカウンセリングに関して本人にすら情報開示しないパターンがあるのに…。自分の状態すら、知らせないんだ笑

よってこの話は1日で無しになりました。

③主治医との問題

これが一番最悪な話です。初めて二回連続で診察をキャンセルしました。今後はさて置き、今はもう言葉すら出てこないと感じたからです。

以前の繰り返しにはなってしまいますが、この投稿のみで経緯を説明します。

進まないのは意見を二転三転させる主治医のためです。

一度診断書別紙に関して、私の体内の状況などを細かく書いた内容ではぐらかされたこと、それに絶望した後正直によく話をして別紙を書いてもらったことまでは公開してあると思います。

結果的に団体側が求める内容の診断書を書くことを約束してくれました。もちろんその部分は記録してあります。

ところが診断書別紙を作成する際、郵送にて届くはずがなかなか届かない、メールでもはぐらかされるといったことがありました。

その後2/20、主治医からこのメールが。

"…診断書ですが、〇〇さんと相談した結果、完成したと思ったのですが、クリニックの押印をする段階で、法人運営部の目にとまり、発行禁止を命じられました。
国内では容認されてない安楽死を勧める診断書は、刑法上の自殺助として、作成者の私と、所属法人が刑事罰に処される可能性がある、というのがその理由です。
言われれば、その通りなので、私の独断で作成の方針を決めたために、このような事態を招いてしまいました。
申し訳ありませんでした。
私の力が足りないばかりに、ご希望の診断書をお渡しできないことになっております。
まずは、経過報告と謝罪まで。"

私がメールを読んだのは2/21で、何となく嫌な予感がして開封していませんでした。開けた瞬間言葉を選ばずいうなら、発狂しました。

2/21、私があまりに手がつけられなかったため当日の夕方診察の流れになりました。頭の中では、同じ団体で亡くなった方の実例もあり(ライフサークルが多いとは思いますが)手を下すのが主治医でない以上実刑はありえないことや刑事罰という言葉を出す狡さや流れの不自然さなど色々と浮かびました。大体、具体的に刑法何条?

診察の際、経緯を尋ねたところ診断書別紙の誤字脱字チェックのため第三者に別紙を渡したところ内容が目に触れ、これはまずいと所属の医療法人から忠告されたとか。私はこれは嘘だと思います。まず、患者の超個人情報を誤字脱字のチェックのために誰だかも明確に分からない"第三者に見せるのは不自然です。そもそも主治医の書類は誤字脱字はそのままのことが結構あります。

また、刑事罰や自殺幇助といった、敢えてインパクトの強い言葉を使ったかのようなメールやそのタイミングからしても、十中八九事実ではないでしょう。

主治医は来年度から別の医療法人に移るのもあってか、4月以降ならサインとスタンプが可能と言っていましたがこれは引き伸ばしている可能性が高い。

あくまで想像ですが、できあがった文を確認した際に立場等色々考えた末にやはりまずいのではないかと感じ、誰かに相談した結果のような気がします。

あろうことか、団体側が私のリクエストを受理しないかもしれないのにそれでも出すのかとすら聞かれました。そのプロセスにすら入れないのはどうしてなんだよと言いたくなりましたが、とにかく団体の出した結論なら従うと答えました。悪いけど、その口で言うか〜😅と呆れました。

今までの感謝が確実にあるぶん、こういうことになるなら、誤魔化さずに最初からできないと言ってくれたら良かったのに。

絶望感が大きく、自死の方がいいのかと診察でも口に出しました。
するとそうかもしれないという返答。この辺はやはり記録してありますが詳細を振り返る気力もありません。

主治医はネットに情報公開されるのを非常に懸念している様子でした。今の段階で固有名詞を出したり、全体公開しない理由は私のための保険に過ぎません。保身と言われたら否定できないことを私もしています。同じように尊厳死を考えている方には申し訳ないです。

結局は先に翻訳を依頼し、それを団体に出した反応でサインなどの問題は考えるということになりましたが…。心境はまるで処刑前ですね。

駄目なら海外行ったり、何かしたいことがあったら叶えてから死ぬしかないです。死ねなかったらなんて考えたくないです。死ぬしかないのに。

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