船出前に
✴︎船に乗る前に🚢桃衣旅日記✴︎
やはりミラクルは起きる。
朝一海辺で踊った後、ベンチにいたら、泊まってたペンションのオーナーのお父様が声掛けてくださり、音楽の話になりました。
ご主人も小豆島に居ながら、自身で作詞・作曲されてるみたいでした。
そして、その後、お互いの歌を弾き語ることに。
この方、あ、ほんとの歌うたいだって
歌うと空気が整い、そして爽やかにほんのり温かさ。ビリーバンバンを彷彿とさせました。
小豆島の今まで何十年とかけて作ってきた歌のCD💿頂きました。
『著作権フリー』だから!何でも使って〜て。
作ろうとして作るんでなくて、
湧いてくる歌とおっしゃっていた。
音楽して来てふいに30年間の間に沸いた歌たち。
喜納昌吉さんの『花』も著作権フリーらしいですね。これは、神様から捧げられた捧げてゆく歌だからって。
そして、最後に弁天様祀られている江洞窟というところに連れて行って頂きました。
ここは海抜より低いところにある自然に出来た洞窟で、入った瞬間、粛々として落ち着いた空間でした。ここの庵主の方のお話がとても癒されてパワー頂いた。
ここの仏像に年に一回朝日が当たるらしいのですが、その日付がだいたい庵主の誕生日らしいです。
私の中の弱ってるところ、みなぎりたいところとか、確認出来たし、
お話聞いて貰うだけでも癒されるのかと感じたり。
とてもとても素敵なところでした。
弁天様は芸事の神様だったりします。
たまたまこの弁天様は江ノ島の弁天様と同じとのことでした。
その後、港に送って頂くはずが、棚田見させて頂けることに。
そして、野外の農村歌舞伎の舞台も!
あぁ、ここもいいところでした。
村の大自然の中の歌舞伎舞台。
棚田といい、農村舞台といい、バリとか頭よぎったなぁ。
途中出会った、ご近所の方に、たわわな梅の実を「持ってってーー!!」って頂いたり、ビワも頂いたり。
大きい木と、美味しい水と触れたり、
お土産は段ボールに詰めて、最後にまた歌を歌い。
まるで旅先案内人でした。
ベトナム行った時も、僧侶の群れから外れて何処からともなく現れるお坊さんがいたのですが、ふと本当は外部者が入れないところにこっそり隙をみて入れさせてくれたりしました。その人も大道芸上手くて披露してくれてたなぁw
ちょっと雰囲気といい少し思い出しました。
芸事はそう、奉納する・捧げるという原点を色んな流れと共に顧みれる時間になりました。
これも、朝一に、風景に日常に踊りと馴染みたいと思い、海辺に踊りに出ようと、旅に出る大義に彷徨ってる中、外に出たのがきっかけです。ほんの数時間の物語。
住職さんのお話といい、おっちゃんとのお話といい、
何処に居ても、境遇が違っても、時代全体が感じてたりすることが何処となく共通してあること、独りだけど1人じゃないこと、
感じれて
涙 ですね。
ありがとうございました。
本場の手延べ素麺はコシが凄くってしこしこ❗️ほんと美味しい‼️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?