~して頂けたら幸いです
すぐにお返事頂けると幸いです
このような文章をメールやレターの最後に書きます。
I would appreciate if you could respond to me as soon as possible.
このようにネイティブもレターに書いて来るので、深く考えずにこれを覚え、自分もこのように書いてきました。
appreciate は感謝するという意味です。
しかし、would, couldは一体何を意味しているでしょう?
なぜ「お返事をくれたらうれしい」という未来のことをwould, couldを使うのでしょうか?
仮定法過去だからです。
If I had a dress, I could attend a party.
もしドレスを持っていたら、パーティーに出席できるのに
(しかし、実際にはドレスを持っていないので、出席できない)
仮定法過去は、このように事実とは異なることを述べて、残念さを表す表現です。
しかし、「すぐにお返事をくれたらうれしい」は「お返事をくれないから悲しい」といっているのではなく、「お返事ください」というお願いをしています。
このように仮定法過去はお願いするときも使います。つまり、
~だったら、~なのに! (ドレス持っていたら、パーティに行けたのに!)
~だったら、うれしい! (すぐにお返事くれたらうれしい!)
というネガティブな気持ちとポジティブな気持ちの双方を表すことができます。
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