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はじめての猫カフェ、あと、はじめてのアシェットデセール

前にも書いたが、我が家の猫は売れ残りレスキュー猫。そのせいか人との距離はつかず離れず。抱っこしても怒りはしないが、ちゅーる以外の時は膝にも乗らず、私以外の人間には後追いすらしない。そんな君を「ソーシャルディスタンス守り過ぎ」とか揶揄してしまってごめんな。かあちゃん今日他所の猫にこっそり会いに行ったけど、相手にもされんかったわ。お膝どころか寄ってもこない。餌が来た時だけ集合。早くお前さんをモフりたいよ。あと3週間で帰るからなー。

それはそれとして、猫カフェは前座。本日の目的はアシェットデセール(皿盛りデザート)中でも、コース仕立てでパティシエが目の前で調理してくれて、一つ一つ解説付きの出来立てを味わえるお店へ。

スターターは塩味。真ん中のケークサレには奈良漬けと壬生菜漬けが入っていて、かじった瞬間「え、これケーキじゃない(いい意味で)」と驚いた。
小麦粉食べてる感がしない。漬物すごい。

ある意味メインディッシュ、かき氷どーん。
下からプリン、氷、バラと桃のジャム、桃コンポート、エスプーマ、アールグレイのシロップ、桃のお酒のムース、バニラアイスにホワイトチョコシロップ、仕上げに菊。
これはもうかき氷じゃなくて極上のパフェ。

メインディッシュその2。桃のアイスや桃ムースや桃の合間に酒粕のシブースト、発酵乳のエスプーマ。ピンクのソースは自家製桃の甘酒。チーズ?っていうくらいに発酵の風味がすごかった!

〆の小菓子のひとつ、知多(ウイスキー)入りのマカロンを、桜のチップで30秒燻製したもの。中も外も超スモーキー。こんなん1日1個食べたい(褒めてる)

他にもいっぱい、全7品+ペアリングのワイン5種。友達へのお土産も買って、2人で、えーと、まあ、フレンチのディナーよりは安い。人生で一番高いデセールだったけど後悔はしていない。
ミニコースならもっと安いし、お酒をつけないならさらに安い。でも、ここはやっぱりワインとのペアリング(ソムリエの資格をもってらっしゃいます)を楽しんで、2時間かけてゆーっくりと雰囲気ごと味わうのがおすすめかも。酸味や辛みや塩味で味にメリハリがついてるので、甘ったるいのが苦手な人でもいけるのでは。ただし最後のプティフールはしっかり甘い(お持ち帰りもできるそうな)

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