真夏の昼に閉じ込められて

「お母さんあのね、明日友達が来るんだけど、どっか出かけるとかない？」
昨日の夕飯後、娘が唐突に言い出しました。
……それはつまり「いると邪魔」ってことでしょうか？
もうちょっと必要な情報を提示しろ、と言って聞き出したところ

・お盆だし、我が家で4人でホラーなゲームをやることになった
・没入型会話型演技型のゲームなので、第三者の物音や生活音は出来るだけ排除したい

ということらしい。
私はともかく、普段リビングのパソコンでゲームしてる弟はいいのかい。
「あいつ昼間はヘッドホンして割と静かに動画見てるし、追い出すの大変だからいい。お母さんは猫と遊んだり家事やったり独り言呟いたり、うる…賑やかなんだもん」
つまり母はうるさいけれど追い出しやすいと。

と言っても、お母さんとしては家事したいし、のだまりさんとしては資料抱えて勉強したいし、外に出る必然性がまるでないんですけど。
「皿も洗っておくから！後で洗濯機も回すから！」
しょうがなく、ノートパソコンと猫を抱えて寝室に引きこもることに。
トイレは廊下にあるとして、お昼ご飯はどうすればいいんだろうと思っていたら、12時にパンと牛乳が差し入れられました。独房かよ。

18時まで宴は続いた模様ですが、なんと必要最低限以外の電気を消して、窓とドアを閉め切ってやってたらしいです。
「すっごい汗かいた」
ちゃんと水分取ってたんだろうね？！
「それは抜かりないけど、それでも暑くて死ぬかと思ったから、次は」
次は？
「水着でやろうかとか、終わったら水風呂に入ろうとか言う案が出た」
そこまでやるなら、いっそホテルの女子会プランとかに行きなさいよ……

ちょっと精進寄り？

釈放されてから急いで作ったため、ありもので適当な夕飯。
ふきと厚揚げの炒め煮
小松菜チーズ和え
納豆
油揚げ焼いたんにネギのっけ、からすみパウダーぶっかけ
わかめとねぎの味噌汁