身一つで帰ったら身動きが取れない話

お土産はル・パン神戸北野 伊丹空港店のたこ焼きパン。ちゃんとタコ入り。

滋賀から送ったスーツケースが「6日着」だった。
宿題用の資料も、読みたい本も、全部まだ黒猫と一緒。
何より、下着とパジャマとパソコンだけ背負ってきたので着替えがない。
着てきた服は汗みどろにつき洗濯中。家の中ではメンズのデカいＴシャツを着てうろうろ。
……しまった、これだと外に出れない。
やむなく、猫のエサを買いに行った夫に「し〇むらでいいから何かやっすいスカートを買ってきて」と頼んだ。
帰宅後。
「なんでこんな厚い生地のを買ってきたの？」
「しょうがないだろ北海道はもう秋物なんだよ」
「在庫処分セールとかあるでしょ」
「在庫処分は、ひと夏かけてすべてのババアがそっぽ向いた服だぞ。嫁ちゃんそんなの着たいか？」
うーむ。
「誰も嫁ちゃんの下半身なんて気にしないって」
言い方ー。まあ、化粧品も最低限しか持ってこなかったので、早いとこ買い足さないと切れたら本当に外出できなくなるから、背に腹は代えられない。でもやっぱり裏地つきの服はちょっと暑いよ、と思いつつ買物してきます。