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ねこかまぼこと息子、あとハムの生ハム巻きとか。

うちの猫はお値段高めの食べ物には見向きもしない。1歳のバースデーに準備した猫でも食べられる誕生日ケーキも、2歳の時にあげた1個500円の缶詰も、残す以前に匂いをかいでぷいっ。口も付けられず。数えで3歳の今年は600円くらいのペット用かまぼこを買ってみたが、やっぱり逃げられた。
しかし、ツバメの巣だのフォアグラだのが含まれているキャットフードは
(普通に売ってる上に、そんなにお高くない)大好物でせっせと食べる。
それでもきっと新しいプチ贅沢フードを見つけたら買ってしまう(そしてやっぱりそっぽを向かれる)んだろうな。

昨日はおせち、年越しそばからのゲームやおしゃべりで朝まで親子で過ごした。私は明け方に戦線離脱、息子と娘は初日の出を見て寝た模様。打って変わって本日、息子は雑煮だけ、娘は食後のデザートとお茶のあと各自の部屋に引きこもっていった。まあ、自分が10代の時だって親と同じ空間にはそうそういなかったよなと思うのでそこは気にしない。

そんなわけで猫だけがそばにいる

おや?レポートのための本を読んで、パソコンいじってnote書いてたら、息子が出てきた。
「食べるもんある?」「酢飯レンチンしたら?あとハム」
「海苔あったっけ」「廊下の納戸」
「生ハムでハム巻いたらうめー!!」「……からい」

当たり前の日常が実はとても貴重だと、気づくのは年を取るか何かを失った時。親としては、その先を歩いていくのを見届けてから死にたいなあとは思う。そのためにはもうちょっと生きたい=健康に気を付けたい。うう、夜中の過食、ダメ絶対(余ったからお母さん食べて、と酢飯を押しつけられた)

そして食べるだけ食べて消えてった息子が強引にモフったので、猫まで逃げ出していなくなった。完全一人はさみしいので、もう寝ようかなあ。

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