新約聖書についてのつぶやき

最初に断わっておくが、いまから書くことは宗教を否定するとか批判するとかの目的ではないし、そんな気持ちは全く無い。
単に、私の頭が堅いからか、理解できなかったという驚いたことを、したためてみたかっただけなのです。

私は大学だけカトリックだったので、聖書なるものには、大学に入学して初めて、触れ、目にしました。

大学の講義では、新約聖書を使いました。
そして、一般教養課程での必須科目。要は2年間、講義に出てテストも受けなければならない。

キリスト教とは全く関係ない環境で育ったので、聖書はウワサ程度にしか知識もなく、どんな内容なのか、興味津々でした。

ところが、入学早々、聖書の内容が全く理解できず、もう頭に入らなくなる。

当然、大学で初めてキリスト教に触れる学生が多かったので、聖書の初めから読み込んでいくことになる。

そうするとすぐに、カインとアベルの割と有名な話が出てくる。

それがもう、昭和生まれでごく普通の日本人的思想―仏教的少し神道的、という思想の元に育ってきた私には、全然納得のいかない話なのだ。

兄のカインは一生懸命に畑を耕し、作物を丹精込めて育てる。それを神への供物として差し出す。
弟のアベルは、生き物を生贄として差し出す。

神はアベルを褒め、認め、兄のカインのことは認めなかった。

(その後、認められなかったカインは優遇されたアベルを妬み、殺してどこかに逃走してしまう)

は!!???

なんで、生贄がOKなのはともかく、丹精込めて作ったお野菜などの作物はダメなの!!???
生贄よりも、断然、こっちでしょ!!!

と、ここで私は、なんかキリスト教って理解できない!ってなってしまって、脱落。
単位はどうにかこうにか取れたものの、ずっと理解できないまま疎遠になってしまった。

最近になって、私に悪魔崇拝やDSのことを教えてくれた友人のひとりから、
空から飛来して地上に降り立った宇宙人を、人間は神だと思い込み、崇めるようになった、
と聞き、私の中で長年理解できなかった、新約聖書の上記の部分がピーンと一気に繋がってしまった。

あくまで仮説でしかないけれども、
もしこの宇宙人がレ〇のような、血と肉を好み、どちらかというと悪い考えの宇宙人だったとしたら…
すべて辻褄が合ってしまう!

血と肉を好むから、アベルの生贄は嬉しく、カインの丹精込めた作物には興味を示さなかった。

そして、この生贄が、実は動物だけでなく、人間(特に幼児)も含まれていたとしたら!?
(既に聖書のころから、というか、人類の初めのころから、悪魔崇拝が当たり前にあった、ということになる。)

もう新約聖書とは縁が無くなって久しいので、どんな日本語に訳されていたのか確認できないのだけれど…。
羊って言葉、使われてなかったかなあ。

実は生贄に代表される「羊」には、もちろんそのまま動物のヒツジそのものの意味もあるのだが、『生贄』という意味があるのだ。
『生贄』というかくされた意味だと、もちろん、人間も含まれる。

なんだか私の頭のなかではパズルのピースが揃っていく…。

話は変わるけど、聖書には、イエス・キリストはほんの一部にし出てこないことにも驚いた。
キリスト教の教えを綴ったものだと勝手に思い込んでいたので、「孔子」みたいに思っていたのだ。
子曰く…のようなキリスト語録が並んでいる、みたいな(苦笑)
全然違った(笑)

ちょっと記録しておきたかっただけが、予想外に長文になってしまった。

読んでくださった方は、本当にありがとうございます!

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