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ペーパー栄養士 腎臓病の治療食に挑む①

 女子大の家政学部を卒業後、とりあえず受けた管理栄養士の国家試験にとりあえず合格しただけのペーパー管理栄養士(ポンコツ)が、実父の腎臓病のための食事療法をがんばることになりました。

 3年前からお薬を飲みつつ食事療法を続けていた父ですが、いよいよ人工透析を受けるギリギリのところまで病状が悪化してしまい、一日でも透析開始を遅らせることができたら、と。もう本当に今さら?感でいっぱいですが。

 この3年間、実家の隣に住む姉が父の食事の世話をしてくれていると思っていたのですが、父は遠慮して『自分でやるから大丈夫』と、朝はパンとヨーグルト、昼はカップラーメン、夜は冷凍の治療食をレンジでチンして食べていたようです。
(自分の娘に遠慮なんてしなくていいのに...)

 先週2泊3日の入院生活を送った父は見舞った私たちに、いかに病院の食事が美味しいかを熱く語り、食後に出されたお菓子も大絶賛。
『塩分制限でうす味なのにそこまで美味しい秘訣は何だろう?』と興味津々なわたしは、病院の栄養士さんから食事指導を受けることにしました。

 栄養士さんにはこれまでの父の食生活を正直に伝え、どこをどう改善したらよいのか相談したところ、オススメの食材や商品を交えながらアドバイスしてくださいました。臨床の栄養士さんってやっぱり素敵♡

 美味しさの秘訣は、スーパーに普通に売ってるアレを使っているから、でした。びっくり!

 とりあえず今の必要な栄養がしっかり摂れていない状態から抜け出すために、できることからはじめようと思います。

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