剣が君感想Part.3 ~好きなキャラ~

こんばんは!今日は結構執筆進んだので、本日2度目の投稿になります!

今回は剣が君の個人的に好きなキャラとか、シーンを細かめに書いていきたいと思います。

どのキャラもみんな魅力的ですが、全員書いていたらキリがないので、特にお気に入りな3人のキャラについて書いていこうと思います。

①実彰さん
とにかく強くてカッコいいから好きです!
メインの6人のキャラからとりあえず推しを選んでと言われたら、僕は多分この人を選びます。
常に冷静で、無駄に人を斬ることはしない。
僕が想像する理想の侍像のままだと僕は感じました。
自分のことを人殺しだと言って、一生かけて贖罪を果たそうとするような、そして植物が好きで、そのことになると穏やかな表情を見せる…、いかにもお侍さんらしい(個人的に)人物設定からもそう思います。
あと、実彰さんが戦うときに、刀をキュッと構えるのがたまらなく好きなんですが、伝わってますかね?あのキュッってやってみねか刃か構えるみたいなやつです。(語彙力皆無)
ラストシーン付近とか、この構えが場面転換、というか殺陣が始まるという合図になっている演出もあって、もうめちゃくちゃかっこよかったです!(見た人にはきっと伝わっている、はず、と信じます笑)
あと話す声も渋くて素敵だな、って思いました!実彰さんに限らず、こういう舞台の俳優さんってなぜかみんなイケボですよね🤭

②ハバキ
実彰さんが好きな上で、というのもありますが、動きや仕草がキュートで可愛いな、って思うんです。特にお食事のシーンの「おいしー‼︎」のところや、実彰が1人で山賊と戦ったときの「人間の血じゃない!」っていうシーンとか大好きです。
人間の血を吸う妖怪なので、マダラやハチモクと比べると優しい妖怪という印象ではないですが、鈴懸と意気投合したり、実彰をサポートしたりと、人を襲うのに準ずる種族でも、ちゃんと人と分かり合えるということを伝えているキャラでもあると思います。

実彰さんとハバキの掛け合いはどのシーンも本当に好きで、お互い、愚痴を言ったりしつつも、そこには固い信頼関係があるんだな、っていうことが伝わってきました。
特に実彰さんルートのシーンでは、実彰の身を案じて行く手を塞いだりと、香夜に負けないくらいヒロインしてて、ハバキの気持ちを考えると、もう涙が止まらないというか…。

③鈴懸
まず、入場者特典のランブロで何故かほぼ毎公演鈴懸が出るという豪運を発揮したので、とてつもなく愛着があるキャラクターになりました。笑

まあそれは別として、先ほど単純に推しを選んだら実彰さん、と書きましたが、キャラクターそのものとしては、鈴懸が実彰さん以上に魅力的かもしれないな、と僕は感じました。
なんというか、この手のキャラに僕はとても弱くて、また共感度が高いんです。
無邪気で天真爛漫、常識知らずなところもあるけど、いるだけでその場の雰囲気が温かくなる、そんな人物でした。
そんな鈴懸も医療となれば一流、戦うときは本気でその強さを見せてくれる頼れる存在。

そんな鈴懸の苦悩は、誰かを守るために誰かを傷つけなければならなかったということ。たとえ相手が鬼だろうと妖怪だろうと、争うより先にまずわかり合いたいと思うような、その気持ち。
誰かが傷つくのを見たくないだけ…。
そんなところをマダラやハチモク、実彰も鈴懸の優しさ、強さだと評価しているのに、鈴懸自身はまだ足りないと思ってしまう。
自分の力不足せいで自分の願いが叶えられないことほど、悔しいことはないと思います。
鈴懸は諦めずに、傷だらけになりながら立ち向かうんです。
鈴懸ルートのその姿は、何度見ても涙なくしては見られませんでした。

実彰の過去を知らない鈴懸は、強さだけではなく、実彰自身は気づいていない優しさにも触れ、そこに憧れていました。
実彰は鈴懸のおかげで大事な人を守るために剣を振るうこと、約束を知り、鈴懸もまた実彰を見て、真の強さを求めようとする。
この2人の関係性がなんだか素敵だなと思ったのもあって、この2人が特にお気に入りなキャラになりました。

シグラギが左京に倒されたとき、鈴懸はシグラギにそっと外套をかけて、シグラギの死を看取り、斬鉄と妖怪が封印されたときも、斬鉄の、シグラギへの気持ちを感じ取っていた。
他の5人よりもより優しく繊細な部分が、鈴懸の魅力だと思いました。

また、悲しい結末を迎えてしまったシグラギの気持ちを鈴懸はちゃんと受け取って理解しようとしてくれた、それがとってもよかったです。

こんな悲しい出来事を目の当たりにしても、前に進もうとする鈴懸の強さ、もちろんこれは実彰や螢、仲間がいてくれたからこそのものでもあるというのがわかって、そのあたたかさにもまた勇気をもらいました。

別に正義感振りかざすつもりは全然ないんですけど、鈴懸の気持ちが痛いほどわかるんです。
誰かが傷つくのが見たくない。
自分の大切な人が傷つかないよう誰かを傷つけたこと、自分の非力さ故に大切な人を傷つくのを黙って見るしかなかったこと、そしてとても憎いと思った人を傷つけたこと、僕にはどちらも経験あります。
どれも本当に苦しくて、悲しい気持ちになります。
だから、そうなってしまうのが嫌だから、努力して強くなりたいのに、思うように行かない。
鈴懸のそばに実彰がいたように、心強くて頼れる存在が近くにいればいるほど、その自分の不甲斐なさを突きつけられるんです。
そしてそんな大切な人、仲間たちが自分のことを認めてくれたときの嬉しさもわかります。

だから僕も彼らのように大切な人のために、自分のことを信じて頑張りたい。
観劇を重ねるたびにこの思いはどんどん強くなっていきました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました😊

では少し早いですが、おやすみなさいませ😴

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