日々の呟き☆児童虐待防止キャンペーンのために踊ってきた。

@宇都宮
マンボー直前の滑り込みで
宇都宮で予定されていたイベントにて
歌ってフラメンコを踊ってきました。

コロナ前は年に数回宇都宮の座長のもと
旅興行をいろんなところでしてましたが
今回はまるっと２年ぶり。

この間、新たな人生のテーマとして
かつて習った『歓び』を表す曲
アレグリアスを改めて学び直し、
今回、初披露となりました。
とはいえ、時間の関係もあり
パレハ（2人で踊ること）にて。

久々に踊るアレグリアスは
やっぱり楽しい✨✨
あー幸せ❣️という気分になる。

今回のイベントは宇都宮の有志の方々が
昨年から始めた『児童虐待防止』を
目的とした啓蒙イベント。

虐待を受けている、その疑いがある
そんな時にサポートダイヤル『189』を
伝えるためのもの。イチハヤクの189。

会場には虐待によって命を落とした
子供達の写真もあり、切なかった。

そして、虐待をしてしまうその
親御さんたちの心の破片も感じ
胸が痛くなりました。

フラメンコはある意味差別を受け
不条理を生きることを強いられた
ヒターノたちの叫びでもある。

人間の清濁をぐちゃぐちゃにして
突き抜けた先に生きる力が溢れる
泉があって、そこに伸ばした手が
踏み込んだ足が到達した時に
蘇生していく。

そんなドラマがフラメンコの
音楽の中には織り込まれている。

手を出してしまう親御さんたちが
弱きものへの虐待ではなく、
よくわからない、
自分の心のぐちゃぐちゃを
突き抜けさせる何かと出会えていたら
もしかしたら、救えた命も
あったかもしれない。

思えばわたしもフラメンコに
出会えたから、そのぐちゃぐちゃを
食らって血肉にできたようにも思います。

救いの手があることが救いを求める
存在たちに届きますように。