「『はい。でも…』という『YES,BUT』の多用は劣等コンプレックスのサインである」
予防線を張る
「はい、やってみます。でも、やったことがないのでできるかどうか…」
「はい、わかりました。でも、時間がないのでできないかもしれません…」
「はい、挑戦してみます。でも根気がないので続かないかもしれません…」
自分の課題だと了承すると同時に、できない理由も並べて、できないかもしれませんけど、いいですよねと言質を取る、これも劣等コンプレックスだとアドラーは呼びました。
挑戦から逃げる
「YES,BUT」の多用は劣等コンプレックスであり、遺伝、才能、体験、病気などを言い訳にして、チャレンジから逃げることです。
一つの言い訳でチャレンジから逃げても、それは一時的なものであり、いずれまたそのチャレンジと向き合わなけれならない時が来ます。
その時には、また別の言い訳を見つけてきて、またチャレンジから逃れようとするでしょう。
チャレンジすることではなく、チャレンジから逃げることに一生懸命になってしまうのです。
挑戦することにエネルギーを使おう
同じくエネルギーを使うのなら、チャレンジから逃げることに使うのではなく、チャレンジにしっかりと向き合い、やり遂げることに使った方が有用だと思いませんか?
逃げることにエネルギーを消費してしまうことは、エネルギーの無駄遣いではないかと思います。
人のエネルギーも無限ではありません。
限りあるエネルギーを有効に使いましょう。
セルフチェック
「YES,BUT」は分かりやすいリトマス試験紙です。
日常会話の中に「でも」を使っていないかセルフチェックをしてみましょう。
使ってしまった時に「ハッ」と気づき、劣等コンプレックスの陥っていないか確認してみましょう。
「YES,BUT」をリトマス試験紙としてセルフチェックに用いましょう。
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