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「共同体感覚とは、他者を助け喜ばせることに、喜びを感じる心。奪うことよりも与えることに、喜びを感じる心」

season2も折り返し地点に到達しました。
毎日頑張っています!

それでは今日も張り切ってまいりましょう!!

共同体感覚とは

共同体感覚とは「他者を助け喜ばせることに喜びを感じる心」であり、「奪うことよりも与えることに喜びを感じる心」です。

「どれほど援助し、促し、喜ばせる用意があるかを調べれば、人の共同体感覚を容易にはかることができる」とアドラーは言っています。

人が幸福に生きるためには、勇気とともにこの共同体感覚が必要です。

ベクトルで表す

ベクトルは「向き」と「長さ」の矢印で表すことができます。

そして、アドラーが提示した幸福に生きる条件もまた、このベクトルで表すことができるでしょう。

エネルギーの充填度合いを表す矢印の「長さ」が「勇気」の充填度です。
そして、幸福に生きる方向性を表す矢印の「向き」が「共同体感覚」です。

向きは前方斜め上方向

矢印の向きが共同体感覚なら、理想的な方向は「前方斜め上」方向だと思います。

なぜなら、アドラー心理学は「目的論」を採用する未来志向の心理学であるから前方を見ます。
後ろを見ないのは、後方は過去に目を向けるフロイトの言う「原因論」だからです。

未来は変えられますが、過去は変えることはできません。
どちらがポジティブで建設的かは一目瞭然だと思います。

そして、斜め上方向も重要だと思います。

斜め上だと永遠に成長し続けることになります。
水平だと現状維持、斜め下だといずれ地面にぶつかって成長が止まってしまいます。

発達心理学

発達心理学の勉強も始めましたが、人間は老年期になっても発達することができると言っています。

そうでなければ、生涯学習・生涯成長は絵空事になってしまいます。

老年期には老年期なりの発達があるということに確信を持って、学び続けることが大切だと思います。

学ぶことを止めた時、成長も止まるのだと考えています。

何のために学ぶのか

私は将来的に対人支援事業で、他者を助け喜ばせることで、自分も喜びを感じることができたら、幸せなセカンドキャリアになると考えています。

広い意味では、現在の仕事も対人支援事業なのですが、もっとその人のライフデザインに関われるようになりたいと思っています。

そのためには、まだまだ知識も経験も不足しているので、日々の勉強が不可欠だと自分に課題を課しています。

勇気を持って自分の課題を解決して、他者の役に立つことで共同体感覚を獲得することが目的です。

行動を起こす

共同体感覚を持っている人は、実際に貢献行動を起こします。

そしてそれ以前に、存在それ自体で「生きる喜びと人生の美しさ」を他者に伝え、利益をもたらすのです。

いずれは、そんな存在になりたいですね。

他者を助け、喜ばせ、与えることに、喜びを感じよう。


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