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「ガザ」世界の新たなムードがモンロー主義に終止符を打つ:プラシャド

‥10月7日以来、毎日がパレスチナ人民と連帯する国際デーのように感じられ、イスタンブールでは数十万人、ジャカルタでは100万人、アフリカとラテンアメリカ全土ではさらに100万人が(米国と共謀して)イスラエルによって行われている残忍な攻撃の終結を要求するために集まっている。‥

‥南半球の何十億という人々の間に新たなムードが根付き、北半球の何百万という人々も、もはやアメリカの指導者や西側同盟国の態度を額面通りには受け止めなくなっている。‥

‥「台湾をめぐって米中戦争が勃発した場合、ワシントンの味方をする人は(ヨーロッパでさえ)ほとんどいない」。同協議会は、これは「世界を秩序づける西側諸国への信頼が失われた」ためだと指摘している。より正確には、世界の大半はもはや西側にいじめられることを望んでいないのだ。‥

‥(南アフリカのナレディ・パンドール外相が言うように)過去200年以上にわたって、アメリカ政府のモンロー・ドクトリンは、この種のいじめを正当化するのに役立ってきた。‥

‥モンロー・ドクトリンは、ラテンアメリカとカリブ海諸国へのアメリカの軍事介入を通じて、民族自決の台頭を阻止し、プランテーション奴隷制と寡頭支配の権力を擁護した。‥

‥今日まで、モンロー・ドクトリンを世界中に拡大しようとする努力は莫大な破壊を引き起こしたが、アフガニスタンやイラクにおけるアメリカのプロジェクトの敗北に見られるように、安定した従属政権を樹立することはできなかった。それにもかかわらず、ワシントンはめげずにアジア太平洋に焦点を移し、中国と対峙している。‥

‥今日、ガザに対する戦争の醜悪さが私たちの意識を窒息させている。ニュージーランドのアオテアロア出身の詩人、エム・ベリーは、ガザという名前と、アパルトヘイト・イスラエルがその人々に与えている残虐行為について、美しい詩を書いている‥


ヴィンセント・デ・ピオ (フィリピン)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、2012 年。

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