時価総額、将来期待で高騰 コロナでPER100倍6割増

コロナ相場の特徴は特定の銘柄への資金集中。株式時価総額が利益の100倍を超える企業は半年で6倍に増加。

【語句おさらい】

PER/株価収益率(Price Earnings Ratio)

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株価が1株当たり純利益(EPS:Earnings Per Share)の何倍まで買われているか=1株当たり純利益の何倍の値段が付けられているか を見る投資尺度。1株当たり純利益は当期の予想数値を用いるのが一般的。

予想PERは平均的に10-30倍。現状の利益水準は低いが、数年かけて急性著王すると投資家がみている場合に100倍以上になりやすい。

ITバブル

1990年代から2000年代にかけて起きた、インターネット関連企業の人気が急激に高まり、投資が集中したため起こった株価の急騰


【注目ポイント】

・買える銘柄が少ない裏返しで特定の銘柄が買われている

【だから何】

・将来に対する期待によって株価が高騰する。期待ではあるが実態はまだ伴っていないので期待が外れる危うさもある

・わかっていても歴史は繰り返される

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