ファミマTOB成立 伊藤忠、主導権強め商品力向上急務

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伊藤忠商事が子会社ファミリーマートへのTOB(株式公開買い付け)を成立させた。伊藤忠商事は、新型コロナウイルスの影響などで苦戦するファミマの抜本的改革を目指す。


【語句おさらい】

TOB/株式公開買い付け(Take-Over Bid)

買付け期間・価格・株式数を新聞などで公告した上で、売主の株式を証券取引所を通さずに大量に買い付けること。M&A手法のうちの一つ。

目的:対象会社の経営権や株主総会における特別決議の否決権の取得

市場の取引株価よりも高く設定されることが一般的なので、買主の株を集められる確率が高まる。

【注目ポイント】

・親会社が独立性の高い子会社に対してTOBを実施。実質的な経営に関与する権利を強める。

・グループのメリットを生かした商品在庫の圧縮や輸送コストの低減を目指す。海外ではアマゾンがデータ分析やAIを使い、売り筋商品を投入している。

・非上場化:なぜ上場を取り消すのか?

【だから何】

・子会社が独立性の高い状態で存続するためには成果を出し続けることが必要

・伊藤忠の考えるライバルはセブンなど競合のコンビニではなく、海外の通販大手。目のいきがちな近くの敵ではなく世界に視野を広げて思考することが必要


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