バイデン氏は初志を貫け まともな米国、世界の支柱に

【背景】

・米国大統領選で、民主党バイデン氏の勝利が決定したものの、半数近いトランプ氏の支持者や共和党との対立構造は根深く残っている。
└「党派対立はおそらく(南北戦争以来の)160年間で最も激しい。上院や連邦最高裁判所も理念対立が前面に出て、政府が深刻な機能不全を起こしている」とも言われるほど

【事実】

・バイデン氏は勝利宣言にて以下4つの理念を宣言。

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・トランプ氏と対照的に、まともさで勝負。派手さではなく、地道に突破していくスタイル。
└中国との交渉でも、双方が納得できる妥協や合意を引き出すことの重要さを重視

【結果】

・トランプ氏は選挙の不正を主張するなど、未だに対立は続いている。このままねじれ議会となった場合、政策や体制の刷新に遅れが生じる

【So what】

・バイデン氏の理念が、きれいごとではなく実際に実現されていくかが、今後の道筋の大きな分岐点になりそうだ。

・分断の修復には長い時間を要するかもしれないが、地道に続けていくことが理念の実現には必要であろう。米国の安定は世界の支柱になるのではないか。

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