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危機と選挙 市場の警告 大転換期の指導力問う
【背景】
・2020年はコロナ危機と大統領選が重なった。政治と経済の関連はあるのか
・2008年のリーマンショック危機でも変化が起き、政治と経済の変革が起きた
└経営思想「クリエーティング・シェアード・バリュー(CSV)」が生まれたのも、金融資本主義の限界に際し、ハーバードビジネススクールが利己的な人材をウォール街に送ってしまった反省から生まれた思想である
└CSV:社会に尽くしてこそ成長できるという考え方。今のESGブームの走り。
【事実】
・2020年、米国で企業が急増し大記録を生んだ。これは2008年のリーマンショックの危機時と似た傾向である。当時も不屈のアニマルスピリットと言われた。
【結果】
・コロナ禍の2020年も対転換が予想される。
・低所得者がコロナ治療を受けられない
↓
所得格差の深刻さ
↓
「ブラック・ライブズ・マター」
引き金は警官による黒人殺害事件。格差への抗議運動でもある
↓
株主資本主義の限界
└株価が上昇しても富裕層が潤うだけ
【So what】
・危機に直面した人々は将来を考える。自らの運命を左右する指導者だけに、選挙で真剣に票を投じる。熱い選挙戦で政策は磨かれ、政権が変われば政策も変わる。そんな要素が重なり、国は変わる。
・経済も政治も思想も、あらゆる要素が繋がっている。
・違いのある人々がいかに真剣に考え、真剣に生きているか。この集まりが思想になり、時代を作り、国を作る。民主主義を初めてちゃんと感じたかもしれない。
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