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不愉快なほど博識、かわいいは最強

知的好奇心は楽しい。
知識や知恵が増していくことは、ゲームの様におもしろい。

しかし、こいつの扱いを見誤うと、ひどく嫌味な人格になってしまうのではないかと思う。


例えば堀江さん。
堀江さんは不愉快なほど博識。
本当に明晰な頭脳をお持ちだと、心底感服する。
だけど人間的に好きになれない。
基より、人に好かれようなどと考えてもいないであろう強靭なメンタルも、もはや同じ日本人とは思えないほどに。

他方、識者というカテゴリーでは、竹田恒泰さんなんかや須田慎一郎さんなんかが好き。
なんともチャーミングだし、時としてかわいくさえもある。
不愉快な識者より愉快な識者て、憧れる。

数ある形容詞の中で、個人的にこれが最強なんじゃない?と思う言葉、それが「かわいい」。
男も女も大人も子供も犬も猫もひっくるめて、「かわいい」は強い。
「強い」という形容詞より強い。

無論、「強い」も「かっこいい」も「かしこい」も「たくましい」も全部スキルとしては欲するが、やはり「かわいい」が私の中で強い。

憧れの心象ではなく、この「かわいい」だけで、純粋に好きになれる。
かわいこぶる人は苦手だが、演技のしようのない照れ笑いなんかがもれちゃう人がたまらない。
相手がおっさんでもそう思う。

こういう養殖ではどうにもならない天然素材というのは、やはり三つ子の魂期間のみに構築されるものなのだろうか。
今後もかわいいおっさんにアンテナを張っていきたい。

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