『道東の未来』ここにしかない景色
はじめまして、しんぺーです😊
僕はついこの間仕事を辞めて一時的に地元別海に身を寄せているカメラ大好き24歳です。
(別海町 野付半島)
何故急に記事を書き始めたかというと、こんな素敵なバトンをいただいかからです。
プロジェクトの詳細はこちら。
バトンを回してくれたのはマイフレンド、ふーこちゃん。
いつの間にか『クスろ』という釧路を盛り上げる団体のサポートメンバーとして活動している身近なすげー人。
ふーこちゃんも#道東の未来 のノートを書いてるのでそちらも是非読んでみてください。
リアルで真摯な内容になっていて、読み進めるにつれて引き込まれます。
このプロジェクトを彼女から教えてもらったときの率直な気持ちは、「道東にもこんな面白い人たちがいたのか!!」って感じ(笑)
友達や知り合いがどんどん道東から出ていってしまい、いつの間にか『寂しい場所』みたいな印象が付きかけていたときにこの嬉しい話題。
僕もなにか少しでもいいから乗っかりたい。
拙い文章ですが、最後まで読んでみていただけると幸いです。
昔の僕と道東
(別海町 新酪農村展望台)
前述した通り僕は別海町出身で、道東とは切っても切れない縁があります。
実家が酪農を営んでいて、生まれたときから大量の牛と広大な放牧地を見て育ちました。
いや、むしろそれ以外ほとんど見たことが無いと行った方が正しいかも。
時々家族で出かけたり学校行事で釧路や根室に行くことはたまにあったけど、酪農家という仕事上それ以外の場所に実はほとんど行ったことがありませんでした。
それに加え僕自信も自分が住んでる地域への興味が当時これっぽっちも無かったのです。
毎日牛の世話をして、部活で走って、友達と遊んで。
これが高校までの僕の『当たり前』。
しかし高校卒業を機に江別の大学に進学し念願の一人暮らし。
当然ながら全てが新しい。
アパートから歩いていけるコンビニ、どこを見ても光ってる街灯、車が無くても何処へでも行ける電車とバス。
「これが『普通』の生活か!」
当時の僕はこんなことで衝撃を受けました。
そしてこう思ったのです。
「道東ってなんもねぇなぁ」
町中には全てがあり地元は何もするにも不便だ、そう定義付けてしまいました。
就職してからもその印象は変わりませんでした。
今の僕と道東、そしてカメラ
2021年2月、就職2年目の冬。
念願のカメラを購入。
今思うと人生で一番高い買い物かもしれない。
この頃ストレスを抱えてて、散財によるストレス発散みたいな感じで勢いで買っちゃいました(笑)
大金を使って満足して大して写真を撮らない…なんてことは無く、僕はカメラにどハマリしました。
どこに行くにもカメラ、何をするにもカメラ。
日が登る前に出かけて、日が落ちきってから帰るなんて日も珍しくないくらい。
(帯広市 十勝が丘展望台)
ファインダー越しに見ると、いつもの日常がこんなに綺麗だったのかと驚かされる。
そんなカメラを肌見離さず持ち歩きました。
そして5月。
新しい環境に飛び込みたい一心で退職。
両親と相談し、実家の酪農を継がず外の世界で働くことを決めました。
その代わり転職活動の間は酪農の仕事を手伝うことになり、6年ぶりの実家での生活がスタート。
何もない道東に帰ってすぐの頃は「退屈な日々が始まったなぁ」なんて思いながら暮らしました。
摩周岳を登ったあの日までは。
(弟子屈町 摩周岳)
数年ぶりの登山。
吹き抜ける風、どこまでも広がる景色。
こんなに気持ちいいことがあるだろうか。
車で1時間半でこんな最高な場所に来れるなんて。
生まれてから24年間、知らなかった。
それから僕は仕事の合間にカメラ片手に道東を走り回りました。
網走、美幌、釧路、根室。
どこに行っても僕の期待を上回る自然。
そしてこう思ったのです。
「道東ってなんでもあるじゃん」
このタイミングで道東に帰ってこれて、本当に良かった。
道東の未来
僕が思い描く#道東の未来 、それは
『みんなが帰ってきたくなる場所』
です。(抽象的でごめんなさい…)
僕のように生まれは道東だけど、道東の良さを知らずに都会に出てしまった人がたくさんいると思うんです。
そんな人たちが帰ってきたときに、
「あれ、俺の地元ってこんなにキレイだったんだ」
そんな風に思って欲しい。気づいて欲しい。
「また帰ってこよう」と思えるような場所であって欲しい。
道東生まれの人じゃなくても一度訪れて良さを知った人が「また来よう」と思えるような場所であって欲しい。
転職先を札幌に決め、また道東を離れる日が近づいているけど、「やっぱり道東に住みたい」って思わせてほしい。
(道東出るの勿体ないかも…と今も思ってる)
なんにもないけど、なんでもある。
道東生まれの人も、そうじゃない人も、帰ってきたいと思う場所。
そんな道東、素敵じゃないですか?
(中標津町 開陽台)
ここまて読んでくれてありがとうございました🙏
終わりに、道東を楽しむきっかけをくれたドット道東さんのことを気になったらみんなチェックしてみてください。
みんなで道東をもっと盛り上げよう!✊✊✊