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【未解決事】ジョンベネ殺害事件とその都市伝説

さて、今回は以前都市伝説ライブでも話をした未解決事件「ジョンベネ事件」についての話と事件にまつわる都市伝説をnoteにまとめました。

ちょっと長いので時間ある時にお菓子でも食べながらゆっくり読んでみてください。

■ジョンベネ殺害事件とは


当時6歳のジョンベネ・パトリシア・ラムジー(以下ジョンベネ※敬称略)が何者かに誘拐され、1996年12月26日に自宅地下室から遺体が発見されました。
このコロラド州ボルダーで起きた事件は世界で最も有名な未解決事件の1つです。

ジョンベネ(6歳)


殺害されたジョンベネは美少女コンテストでグランプリを何度も獲得し、さらに全米有数のセレブ一家だった為、事件当初から注目度が高く日本のワイドショーでも取り上げられました。

■事件概要


1996年12月25日の夜、ジョンベネとその家族は友人らとクリスマスパーティに出席。
一家はパーティが終わると自宅へ戻り、ジョンベネはすでに車の中で眠っていたため、父親ラムジーが抱きかかえてベッドに連れて行きました。

翌26日の朝、ボルダー警察署にジョンベネの母親パッツィから「ジョンベネが誘拐された」との電話があり、捜査本部が設置されました。

自宅に脅迫状が置かれており、脅迫状には「警察には連絡するな。午前8時から10時ごろに連絡する。警察に連絡したら娘を殺す。金を用意しろ」と書かれてました。

しかし、指定された10時を過ぎても犯人からの連絡はなく、その後自宅地下室で大きな布生地に包まれたジョンベネの遺体を父親が発見。

死亡解剖の結果、スタンガンのようなものを体に受けてる傷と鈍器で頭を数回殴られており、首にひもが締められた痕跡があり、手のひらにはハートマークが書かれていました。

■事件が難航した理由


事件当初、多くの目撃情報があった為、犯人はすぐに逮捕されると思われましたが、警察が現状維持を怠る初歩的なミスや、現場を立ち入り禁止にせず放置したため、捜査は難航しました。

■脅迫状の内容と遺体発見状況

脅迫状は合計3枚発見されました。
内容は手書きで、自宅のキッチンにあったメモ用紙に書かれていました。

警察は通報を受け、自宅を捜索するも手掛かりは見つからず、結局脅迫状に書かれた10時を過ぎても犯人からの連絡はなく、他に手掛かりがないか家の中を探していたところ、午後に父親が探索していなかったという地下室に行き、そこでジョンベネの遺体を発見しました。

この時、父親が捜査員を呼ばず、ジョンベネを抱きかかえてリビングへ運んでしまい遺体発見時の状況や物的証拠が損なわれてしまいました。

■疑われた家族とその理由

この事件は皆さまもご存じの通り家族全員が犯人として疑われました。

脅迫状は自宅のいくつかの場所で発見され、自宅のキッチンにあったノートの切れ端に書かれており、これまた自宅にあったペンで書かれていました。

脅迫書のコピー


また、脅迫状で金銭を要求してましたが、金額が11万8千ドルと具体的な金額でした。
これはジョンベネの父親ラムジーが当時受け取っていたボーナスの金額と一致していた為、家族の内情をよく知る人物からの犯行でないかと疑われた。

そして、当日たまたま自宅の監視カメラが故障していたこともあり、家族の犯行も疑われました。

ジョンベネ家

■父親ラムジーへの疑惑と性的虐待の疑い

父ラムジー(会社経営者)

脅迫状に書かれていた約束の時間10時を過ぎても、犯人からの連絡がなかった為、警察はもう一度自宅内を捜索することにしました。

その時、父親は真っ先に遺体が発見された地下室に行き、遺体を発見しましたが地下室から遺体を抱きかかえてきた父親が遺体に付着していた犯人の体液をふき取ってしまい重要な証拠が消滅してしまったと言われています。

さらに死亡解剖の結果、ジョンベネは殺される前に性的虐待を受けていたことが分かり、その虐待は事件当初に起きたのではなく、かなり前から受けていたことが警察の調べで分かりました。
証拠隠滅とも言える発見時の挙動が父親から性的虐待を日頃うけていたのではないかと疑われました。

■兄バークへの疑惑

ジョンベネには3つ上の兄がいます。

兄バーク

兄のバークが家族の絵を以前書いた際、ジョンベネの絵をかかず自分と両親の3人だけの絵をかいていたことから、兄はメディアで活躍していた妹に嫉妬をしていたのではないかと言われました。

また、ジョンベネが誘拐されたと母が警察に通報したとき、母パトリシアと父ラムジーは、兄バークは寝室で寝ていたと証言していた。

しかし、母親が警察に通報した際、電話を切りそこねており、以下のような会話がデータとして記録されています。

父ラムジー「お母さんとお父さんは、お前に話をしているんじゃないよ」
母パッツィ「一体あなたは何をしたの?ああ、神様!!」
弟バーク「何を見つけたの?」

このように父ラムジーと母バッツィの弟は寝ていたという証言と食い違う音声データの為、弟が事件に関与しているのではないかと事件当初から疑われした。

また、ジョンベネの胃にパイナップルが残っていたことから、
元々兄のために母親が用意していたパイナップル缶詰を夜中にジョンベネが食べてしまい、怒った兄がテーブルの上にあった懐中電灯で頭を殴ってしまい、殺害したのではないかとも言われました。

■母親パッツィへの疑惑


家族の中でも一番疑われたのが母親パッツィです。

母パッツィ(2006年死去)


それはパッツィのヒステリックな性格と自宅から出てきた脅迫状の字が限りなく母親の筆跡に似ていた為です。

ジョンベネはおねしょの癖があり、事件前日もおねしょをしていた事が分かっています。

以前からジョンベネのおねしょに感情的になっていた為、母親はつい手を上げて事故とは言え娘を殺めてしまったのではないかと言われました。

そして、自分の犯行が発覚するのを恐れ、脅迫状を書き翌朝警察に通報したというもの言われています。

通報から駆けつけた警察官が母親の姿を見て、まるでパーティーに出席していたかのような格好だったと証言している為、前日に参加したクリスマスパーティの後に寝ずに隠蔽工作をしていたのではないかと疑われました。

■ジョンベネの写真に写ったある人物とジョンべネ家族の接点

ここからはこの事件の都市伝説をお話します。
この写真はジョンベネ事件が起こるちょっと前に撮られたものです。

左側に映る横顔の女性に注目

ジョンベネの背後に映っている横顔の女性は児童買春で有罪となりその後拘置所で死亡したアメリカの大富豪ジェフリー・エプスタインの恋人であるギレーヌ・マクスウェルなのではないかと言われています。

ジェフリー・エプスタインとマクスウェル

エプスタインはトランプ、クリントン、英国のアンドルー王子など、セレブや政界の大物と交友関係があり、カリブ海に浮かぶヴァージン諸島にある「リトル・セント・ジェームズ島」を所有しその島、通称エプスタイン島で夜な夜な少年少女相手に乱交パーティをしていたと言われています。

一説によると悪魔崇拝の儀式の為、子どもたちを生贄にしていたとも言われています。

ジェフリー・エプスタインは数百人規模ともいわれる少女らへの性的虐待疑惑で逮捕されました。

その交友関係の広さと交友関係者のビックネームから、超大物たちも事件に関与しているのではないかと疑われており、その真相が明るみになるかもしれないと注目が高る中、裁判の前に留置所でたまたま監視カメラが壊れていた時間帯に自殺してしまいました。

エプスタインの恋人ギレーヌ・マクスウェルもエプスタイン事件に関わりがあるとされ、指名手配になっていましたが、2020年7月2日、逃走先のニューハンプシャー州でFBIに逮捕されました。

ジェフリー・エプスタインの恋人ギレーヌ・マクスウェルとラムジー一家はどちらもデンバーを拠点とするハッドン・モーガン・フォアマン法律事務所の顧客だったことが分かっています。

ギレーヌはエプスタイン島に送られる少女たちの調達係を行っていましたが、美少女コンテストで餌食となる少女を探していた際にジョンベネもその被害にあったのではないかと言われています。

特徴的な鼻筋と目じりが似ている気がします

■父ラムジーの小児愛者疑惑とイルミナティの関与説


また、ジョンべネの父ラムジー自体も小児愛者だったと言われており、自宅でエプスタインのように小児愛者たちを集めてパーティーをしていたという証言もあります。

その証言とはジョンベネの父ラムジーは離婚を1度しています。

その前妻との間にできた娘のエリザベスが以下のように証言をしています。

「自分は幼い頃、たくさんの人にレイプされていた。
黒いマントを着た人たちに取り囲まれ性的な虐待を受けていた。それは何かの儀式のような感じで、ハロウィーンの夜とかクリスマスの夜とか特別な夜には虐待が激しくなった。本当に恐ろしかった。そして儀式のリーダーは父親だった」

この事がマスコミで報道された矢先、エリザベスは交通事故で死んでしまった為、これ以上の情報は全く出ていません。

1996年12月26日に6歳だったジョンベネ。

666=悪魔崇拝のシグナル


見てわかるように6が3つ並んでいることから、悪魔崇拝者による儀式がジョンベネ宅で行われ、その儀式の生贄として参加させられていたジョンベネがその最中に事故死してしまった。

そして、その事実は悪魔崇拝を重んじるイルミナティによって隠されたのではないかという恐ろしくも何とも都市伝説という話しも存在します。

■事件のその後


上記の説はあくまでも都市伝説ですが、実際に家族は事件の容疑者として疑われていました。

しかし、事件からおよそ12年の2008年7月9日、ボルダー地方検事局がジョンベネ家の人々を事件の容疑者から除外することを発表し改めて家族犯人説を否定しました。

そして、昨年2022年にジョンベネ事件の調査見直しが正式に決まり、色々と新しい情報や警察の怠慢について、さらには新たな都市伝説も出ています。
そのあたりは都市伝説トークライブでゆっくり話をしようと思います。
noteにも勿論追加情報として記録したいと思いますが、一刻も早く事件の真相が明らかになることを願っています。

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
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