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【雑記】映画きさらぎ駅を見てしまった感想

先日のYouTubeラジオで相方陸くんが映画きさらぎ駅を見たけど、めちゃくちゃモヤモヤした!というので早速見てみましたが、あまりにも酷かったので、今回はその感想や個人的に思った映画きさらぎ駅の大罪をnoteにゆるくまとめました!

是非、お菓子食べながら軽い気持ちで読んで頂けれると嬉しいです。

まず結論から言うと、余計なことをしやがってというのが結論です。

この余計なことは映画進撃の巨人同様の原作を変に改竄すな!というアレです。

まずきさらぎ駅最大の魅力は『読み手に何が起きたか考えさせ、自分でも起こり得るかもしれない』という恐怖と『行き方はわからない為、きさらぎ駅は異世界なのか現実世界なのかハッキリしない』という点だと個人的に思っています。

つまり、もしかしたらリアルに起きるかも知れない上、その回避方法もわからないし、何が起きるのかも分からないということです。

しかし、映画では、はっきりとしたきさらぎ駅までのルートを解明している為、この時点で異世界確定なんです。

なので、原作はオーパーツのように本当にあったかもしれないが摩訶不思議な話しと言った格が高い都市伝説だったのに、一気に『トイレの花子さん』レベルの都市伝説に格下げしてしまいました。
※トイレの花子さんいうコンテンツ自体は好きです。

また、本来のきさらぎ駅では、2ちゃんねるにリアルタイム形式で普段と全く異なる場所の駅につき、たまたま通りかかった車に拾われたと車中で書き込んだのを最後に投稿は終わります。

しかし映画きさらぎ駅でははっきりと何が起きたか(爆発したり襲われたり)描かれています。

せっかくの本来のきさらぎ駅が持つ『何が起きたかわからない』という恐怖が台無しなんです。

人は何が起きたかわからないのが本当は一番怖いんですよね。 

何より、本来のきさらぎ駅は1人しか登場人物は居ないのに、映画版では電車に沢山道連れの人がいます。 

彼らもたまたま同じルートで電車に乗ったとは考えにくいですが。  

とにかく、何が言いたいかと言うと!
都市伝説に対して愛が伝わらない!ということです。 

やすっぽいCGも破綻したストーリーラインも明らかに若者向けを狙ったFPS視点もまぁ仕方ないとしましょう。

ただ、原作への愛が足りないんですよ。 

あれでは原作が持つ『なにが起こるか分からないから、怖くて電車寝れない』にならないんですよ。

『異世界かもしれないけど、地図に存在しない村がもし本当にあって、きさらぎはその村の駅名なのかも知れない。
ただ、電車に乗っていたらそこにたどり着いてしまうかもしれない』にならないんですよ。

都市伝説は曖昧な部分と、ちょっとした真実味が必要で、きさらぎ駅はそのバランスが完璧なコンテンツだったんです。

それが台無しでになってしまったんですよ。

なので、見終わった後に僕は悲しく、一言つぶやきました。

余計なことをしやがってと。

あと、映画きさらぎ駅の主人公以外の犠牲者たちは絶対逃げれず餌食になってしまうストーリーラインは、有名な都市伝説『猿夢』も少しモチーフになってるのかな?と思いました。

だとしたら、これまた余計な事を、、、。

という事で日本全国の映画製作陣に声を大にして言いたいのは、都市伝説の映画を扱うなら原作の大切な部分をいじらず、他都市伝説の要素を付け加えずに、原作の良さだけで勝負してください。

お願いしますからぼくたちの大好きなコンテンツを変なホラー作品にしないでください。

よろしくお願いします。

余談ですが、今回noteにまとめる為に、なんと映画きさらぎ駅を3回も観ました!
(時間の無駄)

なので、どうか、noteハートマークのタップやフォローをお願いします。

僕の映画きさらぎ駅を見た時間が報われますので。


あと、異世界系の都市伝説や猿夢も今度まとめたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました!


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