純粋な下心などない

人間、何かしらに熱い思いを持っているのだろう、
私で言えばゲームが好き、音楽を聴くのが好き、などなど

そういった気持ちを、
包み隠さずさらけ出すのと隠してていつしかバレるのでは
印象が違うのですな

わかりやすく例えれば。
「とにかく四六時中エロい奴」と「ムッツリスケベ」
この二つの違いは明らかでしょう。
日本において、性的なことは未だになんとなくタブーなものという風潮があって、そもそも表立って発言やら行動はしにくいんだけど
口を開けば下ネタ、時と場合をわきまえず下ネタの「とにかく四六時中エロい奴」は、周りから見て明らかにエロい、とわかりやすい。道徳的にアウトな部分もあるけれど、わかりやすいぶんソイツに近寄るか避けるかを事前に選択できる。
「ムッツリスケベ」はどうだろう。
コイツの悪いところは、普段はさも聖人君子ぶっていて、ふたを開けたらドエロいという点である。いい人そう~と近づいたら最後、隙を見て距離を詰めてくる。つまり、本当はエロいのに隠しているからわかりにくい。エロさとエロくなさの二足のわらじで生きたがっている(無理なのに)。

両方キモいょ。という意見に対して、まあ確かにそうだけども、
晴天の下チャリを漕ぐような、正々堂々としたエロ宣言と、
梅雨時期の生乾きの洗濯物のような、ねっとりしたエロさの発見とでは全くもって印象が違うのですよな。

何が言いたいかというと、自分的には「内に秘めたる想い」みたいにかっこよく変換しちゃってるかも知れないけど、何が好きで何が嫌いだとか、言わないと周りには伝わらないから隠してるだけ損かもね、という
全部を明らかにして生きなさい!というのではなく、あくまでも、コンテンツによっては隠してるのが仇となることもあるから気を付けよう、という。自戒も込めて。

ねこ (ハート)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?