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高らかに、声高らかに歌っているか。

最後に歌ったのはいつだ。言え、言え…

さて、いかにも不穏な雰囲気で始まっているが、これはまるで小・中学校の頃に立っているのも辛いぐらいにしんどいつまらないと思わされた校長の話のように、あることないことダラダラと続く文章であることを始めに断っておく。一人で勝手に始めておいて断るとはなんだ、と怒り心頭のそこのキミには心からの花束を。何も考えずただひたすらに読み進めても何の学びもなければ感動ももちろんない。だってそもそも意味のない文章なんですからね。今のは三角に似た形の眼鏡をかけ、ピンクのツイードセットアップをこよなく愛す教育ママ風の台詞でした。ありがとうございました。

本題に入るが、異論はないね?これが最終確認です。もうやめてください、心無い言葉で簡単に心に風穴を開けてくれるけど、今は冬です、ビュウビュウと吹き抜ける風に思いを馳せて、「この香り、あの時代」などどあたたかな気持ちになるような余裕はないのです。


さくら 独唱

エ、ちょっと待ってよ、独唱だなんてわざわざ言うからには、大勢で歌うヴァージョンを先に出したけどこんな風にしっとりと、静かでいて強く歌い上げることもできますよ、ってこと?もしくは、「違う!これはれっきとした一人歌唱の歌であって、ゴスペルのように互いの笑顔を眺めつつ、時にパッションを放ち、熱狂的に盛り上がるような楽曲では全くないぞ!」というアピール?別に何人で歌ったっていいでしょう。現に、一世を風靡した大塚愛の“さくらんぼ”を50を超えたおぢさま達がポテトをつまみつまみ歌っている場面、自分たちが最高で最強と信じてやまない大学生連中がゴスペラーズの”ひとり”をギャンギャンとシャウト混じりに歌っている場面など、何もアーティスト通りに歌う必要はない、という思いを体現してくれている人間がたくさんいる。そんな中、

さくら 独唱

だなんて、一人で歌うことを限定してくるだなんて。そんなことがあるとは思わずに20余年前、スポンと母の腹から出てきた私でありました。

※今この状況で自分がいつ・どこから生まれてきたかという説明は必要だったかどうか?と聞かれたら「必要ではありませんでした」と頭を下げる必要がある。ただまあ、そんなにキレっ早い人間はこの文章を読む前に離脱しているだろうし、そういう人間とは話が合わなそうだし、現実で会っても仲良くなろうと努力することはないだろうね。どうせ会釈で終わる関係性。

まあゆっくりとしなさい。落ち着きなさい。焦ってもいいことなんてあんまりないさ。気を長く持つこと。あ、だったらみんなであれ歌おうよ。森山直太朗のさくら。「(デンモクを触りつつ)え~とさくら...さくらね...えッごめん、さくら 独唱だって、みんなで歌えないね...じゃあ、代表して小林くん...」



どうしてくれんのよ。ねえ。みんなでカラオケに来てさ、卒業式の打ち上げかな?ひとしきり泣いて、そんなに楽しかったって胸張れる気もしなかったのにいざ式が始まったらじわじわ実感してきて、こみ上げてきて泣いちゃったりした後。クラスメイトがかけがえのないメンバーかのように思えて、でも今日を最後にたまにしか会えなくなっちゃうし、最後くらいカラオケ行こうよ!という流れの中で。そんな時でもあなたは冷酷に、

さくら 独唱

と言い切るのね。へえ。なるほど。

※2年ほど前に初めてガチもんの占い師に見てもらった時、相槌に「なるほど」「なるほど」って言い過ぎて『あんたなるほどって言いすぎ!キャラに合ってない。可愛くない。変えな』と主観仕立てのアドヴァイスを受けてから必死に意識して言わなくなったのに、ここ最近忘れてしまって言い始めたんですよね。


ここまできて急に怖くなって、さくら(みんなで歌ってもいいVer.)とかあったらどうしよう...とか思ってウェブで調べてみた。

「森山直太朗 さくら」

一番上にはさくら(独唱)が立派に君臨していた。ホッと胸をなでおろす女、深夜4:14。その下には他アーティストのカヴァーがいくつか並んでいたけど、揃いも揃って律義に一人で歌ってるのね、どうして?どうして、湘南乃風はさくら(独唱)をカヴァーしてくれないの、あんた達がさくら(独唱)の忘れ去られた可能性に光を当ててよ、、と歯を食いしばりたい。

※食いしばりたい、と敢えて希望のみを孕ませたのは、過度にストレスを感じた日の睡眠時に歯ぎしりをする時があるので起きている時ぐらいは食いしばりと極力距離を置きたいという、切なる思いがあるからです。



さて話をまとめると

さくら 独唱に騙されるな

・大人数アーティストは何よりも先にさくら 独唱をカヴァーすべき

・カラオケ行きたい、久しぶりに

って感じでしょうか。意味のない文章を書きたかったのに、思ったよりも日本語を組み立ててしまったが故に疲労感がすごい。今日は歯ぎしりせずに寝たいものだね、諸君。


ーこの文章は森山直太朗さんや母の森山良子さん、名前はわからないけど直太朗さんの父、また森山祖父や祖母、それより上の先祖や楽曲さくら(独唱)を侮辱する意図があるものでは決してありません。ご了承ください。ー

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