自分のスマートフォンに 録音した覚えのない音声が 入ることはよくあるのだろうか ちなみに私は4回程だったか。 最初はパラボラアンテナが ライトアップされているのか 気になり夜中に行った時だ。 あれは2023年の夏頃だった。 最近気付いたのだが アンテナのある公園は22時には 真っ暗になる。 その日も辺りは真っ暗で アンテナを写真に収めようと 車をおりてシャッターを押した瞬間 寒気がした。 急いで車に戻り、 怖さを紛らわすために いつも通りInstagram用に 録
衝撃を受けたアート作品をあげるなら デイヴィッド・シュリグリーだろう 元々、アートを見ることは Instagramで手軽に映えるから だったりとかそんな理由だった 気ままな散歩も写真も好きだが 人の通らない場所の 蜘蛛の巣をくぐってまで 在るかどうかもわからない 風景を撮ることに一日を賭けるよりも 洗練された作品がすでに間違いなく そこに在る。 あまり気に入らなくても 何かしら間違いなく 響くものはある。 入場料というお金を払って、 しっかり見ているんだからね。 得
さて、年末に無職になった私であるが いざバイトをしようと思うと 求人広告がみんな怪しく見える 仕事が増えているのか 人が減っているのか AIだロボットだと 簡略化されてなくなる仕事があるはずなのに 求人は常にある 仕事もそれにより減っているはずだし いくら介護時代とは言え 人も減っているよなぁ? 介護していた時は日常的に 誰かしら亡くなっていたし 若者が 電車に飛び込むニュースだって たくさんみる。 目に入るのは ロボットをなおす仕事 の求人ではなく 主に 医療、
渋谷で展覧会があった。 ふらっと入れてしまう お手軽な異空間がすきだ。 物なら見たら何かしら欲しくなってすぐに 浪費してしまうだろう。 才能やセンスは なかなか手に入らないうえに なんだか貯蓄できそうな気になる。 この日は、表情のない女性がたくさん 壁に飾られていた。 だが、口 だけは描かれている。 じっと見ていると何か言いたそうだ。 目でも、鼻でも良くないか? いや、でも 目だけこっち見てたらコワイかもしれない。 目だけじゃコワイかぁ。 見てるだけじゃあかん
昔読んだ国語の教科書に ちいちゃんのかげおくりという話があった 内容は忘れてしまったが 瞬きを我慢して 空にかげをおくる方法だけは いつまでも覚えていて うまくおくれた日は なんだか嬉しくなった。 いつの間にか、 無意識にかげで遊ぶようになったが 意識をしてみたらしてみたで 気付いたらいつの間にか、 大人になっていた。 変わらずにかげで遊ぶこともあるが 昼に見上げてた自然の青空よりも 夜の人工的なライトに照らされた 壁や、地面の方が多くなっていた。 マンホールの絵
コンクリートの上に ガムテープをみつけた ただそれだけのことだが ちょっとした違和感を感じた 隣にあるのは ガムテープなど使いそうにない畑 いや、知らないだけで 実際は使うのかもしれないが ちょっとだけ残ったガムテープの 持ち主がどんな人で 何にどう使って どうしてここにあるのか。 ゴミとして捨てられたのか。 それとも忘れ物や落とし物なのか。 何かの目印の可能性もあるな。 コンクリートの上にガムテープが 落ちているだけで こんなに違和感を感じて 観察日記が書ける
大阪の日本橋あたりを歩いていると 小さなギャラリーがある(はず) そこで1枚の絵に足をとめた。 細部まで描き込まれた建物と 鮮やかな色彩の見慣れた街東京。 なのに、位置や 普段はない空に浮かぶ気球や花火(だろう)が 不思議な雰囲気をかもしだしている。 近未来にも見えるそれには 画家の名前がなく 代わりに富士フィルムと書いてあった。 今度はなんだかレトロで 小さい頃に遊園地を初めて見た時のような 気持ちになった。 通天閣に登ったばかりの自分が 大阪に来てまさか東京