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5.レアメタル・激レアメタルを採る!

❖試合でたくさん点を取るための重要なポイントです。


① 採りたいレアメタルを定め、そのためにどう動けばよいか、ロボットを動かす道を決めます。(決めた動きをプログラムで組みます)

② 惑星面からどうやって方向転換し、帰り道を見つけるか、その方法とタイミングを決めます。(決めた動きをプログラムで組みます)

③ 激レアメタルを採るために、上級者は翼やアームを動かしていますが、それができなくても採れるアイデアや作戦を考えましょう。

④ レアメタルをしっかり採れるように、そして採ったら落とさないように、ロボットを武装(装飾)しましょう。

他の人にはない自分だけのアイデアを考え、カニロボットを作ってください。


そのためには・・・
まず役に立つのは、他のロボットの動きを見ることです。他の大会のロボットをいくつか選んで動画を紹介します。どうすればこのような動きができるか、さらにもっと凄い動きができるか、考えてみてください。

1.レアメタルを採って帰る基本パターン

基本パターンです。レアメタルをどのように採り、どのように方向転換して帰り道に向かうか、注目して見てください。

2.試合を研究し、ロボットの動きや点の取り方を知ろう!

レアメタル・激レアメタルの採り方や、どのように点数が上がるか、試合の中でどんなことが起きているかなど、実際の試合をご覧ください。
(2021年第5回越前がにロボコンの熱戦ダイジェスト映像です。実況にも注目してください。上手いですね。コメントも的確です。MCは福井高専の学生です。)

3.惑星面での方向転換の例

惑星面の向こう側のふちまで行き、そこで方向を変え、ふちに沿ってぐるりと進みながら帰り道を見つける例です。テスト走行ですが、とてもきれいに動いています。

4.優勝ロボットの動きに注目!

各県の優勝ロボットで競う北陸大会。その優勝者は富山県の4年生です。(手前)車輪走行vs歩行走行なので速いのは当然ですが、ロボットの姿も独特で、レアメタル・激レアメタル獲得、方向転換、コース走行、いずれも無駄な動きがなくスムーズです。また対戦相手の石川県の5年生のロボット(奥側)も、とてもスムーズな動きをしています。これらのロボットの動き、研究してみてください。


❖アイデアもプログラミングも無限です!


ひらめきを大切に。アイデアが浮かんだら、プログラミングで形にしてみましょう。難しい問題が起きてもあきらめずに。必ず解決策はあります。
そして試合も最後まであきらめずに。3分間を有効に使いましょう。
先日の越前がにロボコンの試合中、動きが思わしくないためその場でプログラムを修正して入れ替え、リトライしていたロボットがありました。IchigoDakeのプログラムです。
あきらめない気持ちと情熱、素晴らしいですね。

2022.12.17 第6回越前がにロボコン(福井)


そして記念すべき第1回越後本ズワイガニロボコン参加者の皆さんには、講習会で松田先生がしきりに仰っていた言葉をエールとして贈ります。

「10分考えるより、10回動かしなさい!」

2023.1.28 越後本ズワイガニロボコン事前講習会(新潟)


❖質問あったらどんどん聞いてください!

 ・2月25日(土)大会前日走行会でみんなの質問に答えます。
  時間 10:00~15:00
  場所 新潟県立自然科学館 3階 サイエンスラボラトリー



【参考動画】

ここで紹介した動画は、Youtubeに載っている北陸各県のロボコン動画から引用させていただきました。

◇第6回越前がにロボコン
https://www.youtube.com/live/LqLz_0DlpDM?feature=share

◇第5回越前がにロボコン
https://www.youtube.com/live/e0pf1blY28E?feature=share

◇第4回越前がにロボコン2020ダイジェスト
https://youtu.be/6vTkQK7Zvmw

◇第2回加能ガニロボットコンテスト ダイジェスト版
https://youtu.be/zbKhHK0BlTc

その他、Youtubeで カニロボコン などと入れて検索するとたくさん動画が出てきます。いろいろ観て研究してください。

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