PowerCMS X のタグ属性 append と prepend の使い道を考える

mt:var、mt:setvarblockで利用できる append と prepend のタグ属性があります。
ドキュメントは以下になります。

ファンクションタグ
var
変数から値を呼び出します。 タグ属性 value を指定した場合は setvar ファンクションタグと同じ動作になります。
タグ属性
name(必須): 変数名
value : 値をセットする場合、その値
append : 既存の変数の後ろに、指定した値を連結します
prepend : 既存の変数の前に、指定した値を連結します

https://powercmsx.jp/about/core_tags.html#var

mt:var (mt:setvarblock) タグで変数にセットした値に対して、append もしくは prepend を使うと、同じ変数名で値の連結ができます。

どのような利用シーンがあるか考えました。

append

append は後ろに連結されます。
li タグなら、ぱんくずなどで利用できます。

<mt:SetVarBlock name="list_tag"><li>リスト１番目</li></mt:SetVarBlock>
<mt:SetVarBlock name="list_tag" append><li>リスト２番目</li></mt:SetVarBlock>
<mt:Var name="list_tag">

結果
<li>リスト１番目</li><li>リスト２番目</li>

prepend

prepend は前に連結されます。
title タグなら、「ページ名」+「 | 」+「ウェブサイト名」のように利用できます。

<mt:SetVarBlock name="title_tag">ウェブサイト名</mt:SetVarBlock>
<mt:SetVarBlock name="title_tag" prepend >ページタイトル | </mt:SetVarBlock>
<mt:Var name="title_tag">

結果
ページタイトル | ウェブサイト名