ドラマの楽しみ
Disney Plus で配信されている「一流シェフのファミリーレストラン」というドラマ、ご存知でしょうか?(以下ごく一部ネタバレになります)
新聞の小さなコラムで読み、気になって見始めたのですが、すっかり引き込まれました。
ミシュランの星を取ったシェフが、亡くなった兄の残した借金だらけの店を引き継いだところからドラマは始まってるらしい
というのも、見ながら少しずつ理解していく感じ。この店を立て直していく のかな? という感じのストーリーです。
「立て直していくストーリー」と素直に書くのも、ちょっと違うような
そんなにはするする上手くいかない様子。
題名のほんわかした印象とは真逆の、のっけからハードな展開。スピード感のある映像で描かれるのは、正直すぎるくらいにトラブルが起こり続ける、現実的な日々のあれこれ。
そんな中で 希望を持って ではなく、他にどうしようもなくて もがきながら1日ずつを必死で重ねていく登場人物たちが、ぶつかりあって、怒鳴りあって、少しずつ理解し、支え合い始めて、ほんの少し光が見えたり でも、そうでもなかったり
ちっともすっきりしたりしないんだけど でも、感情移入してしまう
そんなドラマです。
一気に2シーズン分を見終わってしまった。(これで今のところ全部)
ドラマの中でサッと描かれる料理の美味しそうなこと。
その世界の厳しいこと。
一流の場所に修行に出してもらい、その世界の真髄に触れて、ぐだぐだだった登場人物たちが変わっていくシーンなどでは胸が熱く熱くなります。
美味しいものを作り、サーブする仕事は、やっぱり魅力的なんだよなぁ
とはいえ憧れと現実は全く別の話。
好き嫌いは分かれると思いますがご興味あれば、ぜひ。
テレビドラマもこのシーズンは珍しくいくつか見ています。
いつもの朝の連続テレビ小説は再放送の「まんぷく」も「ブギウギ」も楽しみに見ていて、始まったばかりの大河「光る君へ」も今のところちゃんと見てます。
柄本佑君がかっこいい。
そして、芦田愛菜ちゃんの「さよならマエストロ」も見ていて、「作たい女と食べたい女」の第2シーズンもクドカンの「不適切にもほどがある!」も見始めたので、結構忙しい。
とはいえ 朝のドラマ以外は、NHK plus とTver で見てるので録画したりせずに済んでいて ほんと、いい時代になったよなぁと。
大半はテレビではなくコンピューターやタブレットやスマホで見ています。少し前の時代のことを思うと隔世の感があります。
「不適切にもほどがある」で描かれる昭和の時代はまだ、そうそう、ビデオだった!とかね。笑
自分の都合のいい時間に 自分の都合のいい場所に持ち運んで 見たいものを見られるって、夢のようなことじゃないか。ね?
こういうものがなかった頃って、こういうものを見てる時間何してたんだっけ?と考えても なんだか思い出せない。その時に放映されてるテレビを見てたのかなぁ。
面白いって思うドラマは人それぞれだけど、やっぱり話題になるものは
面白いよなぁと思います。
今季のヒットは、さて、どれになるのかな?
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