両者敗北というルールについて
こんにちは。karasuです。
ヤドキング&マニューラの記事以来の執筆です。
今回はポケモンカードゲームのルールにある
「両者敗北」
というルールについてです。
まだポケモンカードを始めて間もない方はなんだそれ?って感じの方も多いと思われます。
まだ大会のルールがイマイチよく分かってない方や
これからシティリーグも始まるし!
大型大会にも出てみたいぞ!なんて方にも是非読んでいただきたいです👀
なんで今までだれも声を上げて
皆さんへの理解度を上げて少しでも避けていける道を作れる可能性を発信する人がいないんだろうと思っていました。
今回横浜CL2023にて自分が1日に2回相手の理解がなく勝ちが濃厚な場面を両者敗北扱いにされてしまい2敗ついてしまったのでこの機会に...と執筆させていただきます。
このルールについては賛否両論あるかと思いますが温かい目で見てください。
・両者敗北とは?
ポケモンカードの大型大会の予選ルールにある時間内に決着が付かなかった場合「両者敗北」という扱いですがこれは制限時間内に決着がつかなかった場合勝者は決まらず敗者が2名出てしまうルールになります。
本来なら時間内に決着がついていないなら引き分けじゃないの?と思われる方も多くいると思いますが
ポケモンカードの大型大会の予選のルールでは両者敗北となりお互いに負けたという扱いにされてしまいます。
試合をしているのですから
勝者1人:敗者1人が決まるはずですが両者敗北の扱いになると
勝者0人:敗者2人となり勝者が1人もでないというとんでもないことになります。
時間内に終わらなかったらご褒美がもらえます。
・両者敗北によるお互いが受ける損失について
両者敗北によって受けるお互いが受ける損失についてですが主にオポネントのポイントに関わってきます。
下の画像の累計点数に注目してください。
勝利者には点数が勝ち点数で3ポイントが入ります。
ポケモンの公式大会ではこの勝利点数を集めて上位を目指していきます。
敗者はポイントを得られず0ポイントです。
この両者敗北になった場合のお互いに0ポイントだった場合なにが良くないのが...
例えばですが予選9回戦の大会で7-2の戦績を収めることができた選手が2名出たとします。
そのうちの2敗が対戦で決着がついて
相手に3ポイントが入った0ポイントと
両者敗北の0ポイントの同じ0ポイントでは価値が全然違います。
極端に簡単に言うと
・両者敗北で得られた0点は0.0点
・対戦相手に負けて得られる0点は0.1点くらいの認識を持っていただいてれば大丈夫です。
なので同じ7-2でも
全試合しっかりと決着つけた7-2は21.2ポイント
両者敗北が2回あった7-2は21.0ポイントなんです。
同じ7-2が並んだ時に上位に上がれるのはもちろん21.2ポイントの7-2の戦績を収めた選手です。
両者敗北はお互いに損だと言うことが理解できたでしょうか?
本当にお互いにいいことは1つもないんです。
負けるより「両者敗北の方がいい」と言ってる人ところを会場で発言しているところを見たことがありますがそんなことは絶対にありません。
負けても0.1ポイントもらえると思ってください。
その認識を持っても両者敗北がいいと思われるのであればそれはただの「道連れ」です。
まだまだこの両負けに対する意識が
プレイヤーの中でもまだまだ理解されていないのが現状です。
制限時間内に対戦の決着がつかない見込みがあり相手の方が勝ちに近い場合は
投了してほしいまでとは言いませんが気持ち良く対戦相手を次の試合へと見送ってあげて欲しいです。
その他オポネントに興味を持たれた方は
計算方法など分かりやすいノートがありましたのでこちらをご覧ください。
・横浜CL2023で起きた両負けの事件
これは先程まで開催されていた横浜CL2023年で起きました。
予選8回戦でお互いに5勝2敗の状況でお互いに負けてしまったらここで終わりという状況でした。
始まる前には「お互いにここで両負けはだけはしょうもないのでお互いに負けが見えたりしたら気持ち良く見送りましょうね」などと話をしていました。(※ここ重要)
お互いに世間話などもして「大戦」がスタートしました。
試合も進み残りサイド枚数は4:5
相手の番です。相手はビーダルのはたらくまえばを使い手札が5枚、自分のポケモンを気絶させてサイドを1枚取り手札が6枚で自分の番が回ってきます。
自分はギリギリの手札で相手のバトルポケモンを気絶させてサイドを1枚取り残りサイド枚数を4:4で番を返し相手の番がスタート
ドローをして相手の手札は7枚でスタートです。
相手は手札からかがやくサーナイトを場に出します。
ハイパーボールで手札を2枚トラッシュして残りの手札は3枚です。
「ハイパーボール対象なしで」
効果の処理をするのにデッキをシャッフル中に相手は自分の手札の上にシャッフルミスをしてしまいデッキのカードをこぼしてしまいます。
ここで事件は起きました...
ここで「手札とデッキが混ざってしまってるのでジャッジを呼んで処理してしまいましょう」と提案をしたところ対戦相手は無視してカードを1枚だけ残して他のカードを全てデッキに戻しました...
残りの2枚どこいった?
まだ「はたらくまえば」使う前だしこいつ...
ジャッジを呼び対戦相手と
状況説明をしながら話を擦り合わせをしながらジャッジの前で元々7枚あったという証言が取れました。
そこから話は続きジャッジが7枚から1枚になるまでの経緯を説明してくださいも言ったところ嘘なのでもちろん嘘がバレます。
相手はそれでもハイパーボールでデッキに触る前に残り1枚ですと言ったと虚言を吐きます。
更に相手の場には崩れたスタジアムがある中
ベンチに5枚目のポケモンとしてかがやくサーナイトを出していることがここで発覚します。(自分も気付いておりませんでした。すみません)
いろいろとやってはいけないこと、嘘がバレた点
状況を完全に巻き戻すことはできないということで対戦相手に下された罰則は
「サイドペナルティ3枚」
対戦中における一番重たい罰則です。
相手は死ぬほど不貞腐れてます。
何聞いても、聞こえていないのかトラッシュの確認を求めても行動だけで声での返事が返ってきません。
最終的に残り時間が1分の状態で相手に番です
相手の残りのサイド枚数は3枚でこのターンがラストのサイドを取るチャンスです。
自分の場にはレジポケモンしかいないのでどう足掻いてもサイドを2枚取ることはできません。
それらを説明して相手に時間ないしこのままだと両負けになってしまうので...と聞いたところ
「いや、最後までやりたいです」
いやいやwww お前さぁwwwwwwww マジでwww
相手は制限時間を精一杯使い切って
バトル場のレジポケモンを気絶させてサイド残り2枚で番を返してきました。
自分は残りのサイドを取りきれず
残りサイド枚数が1:2の状況でジャッジより
「両者敗北となります。お疲れ様でした。」
と告げられました。
P.S.不正なのか事故なのか真実は迷宮入りしたままですがこういう行動に走る人もいるので自己防衛していくしかないですね。
道連れは本当にどうしようもできないです。
日頃の行いが悪かったと思いましょう。
このノートを読んでしっくりこなくても両負けはお互いに損だって認識だけしてくれてれば自然と少なくなっていくかなぁって思っています。
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