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「0134夜 餅は餅屋」

いろいろな場面で「餅は餅屋」という言葉が思い浮かびますが、最近ではやはりコロナワクチン接種の予約問題。早速、始めましょう。

予約と言えば、「ぴあ」ですね

見落としていたのか、こんなニュースがありました。 ぴあ、「チケットぴあ」の仕組みを活用した「新型コロナワクチン接種予約受付・抽選サービス」を提供開始 (2021年5月13日 日本経済新聞) これは純粋な新聞記事ではなく、企業のリリース文なので、ぴあの公式ホームページのリンクをはるべきなのですが、PDFなんですよね。(一応、リンクしてみました)
自治体の仕事は民間に発注されることがよくあります。多くの市民が殺到する予約を、経験がない自治体職員がするのではなく、あるいは「デジタル改革」の名のもとに超短期突貫案件として「IT企業」に丸投げするのではなく、餅屋である「チケットぴあ」に「1件1000円程度から」という透明度のある対価で委託することは、失敗のリスクが低く納税者の納得も得られるのではないでしょうか。

主催者側でチケット委託サービスを利用したことがあります

筆者が関係する団体でイベントを企画したときの話です。「いつも、知り合いのツテだけに頼って参加者が広がらない」という悩みを今回はどう打開するか、「SNS宣伝に力を入れる」という言いっぱなしの意見(SNSはやってます、やらなきゃ話にならないでしょう。でもそこは最低限。やるだけでは上積みは望めません)がいつものように出る中、「コンビニでチケットを売りたい」という、その団体としては超画期的な発言がありました。コンビニでチケットを売る方法を調べる(このレベルのネット検索になるとなぜか筆者の仕事になってきます、どんだけ情弱集団なんだ)と「チケットぴあ」の「チケット委託販売」が最適だと分かります。初めてですから費用はどのくらいかかるのか、コロナ禍なのでキャンセルになった場合の扱いはどうなるのかなど様々な疑問が最初から分かるようになっていました。そして利用してみると本当によくできておりました。結果としてはコンビニ販売の実数が多かった訳ではなく、団体として今後につながるかは正直分かりませんが、筆者の経験値向上という意味ではおおいに満足できるものでした。
そんな訳で、「餅は餅屋」、今回のワクチン狂騒曲の一幕を変えてくれることに期待が持てます。

2021年5月16日のコメント

知り合いにも、「電話がなかなかつながらない」と嘆いている人がいます。
筆者の年齢まで対象が広がるのはだいぶ先のようですが、その頃、「第4波」はどうなっているのか、、、 「予防接種をするヒマな医者・看護師がいるなら、今いる患者のために働いてくれ」などという状態になっていないことだけを願っています。
それでは、また明日。

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