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ひやあせ、「0055夜 No Boot Device Found」

知り合いからパソコンの異常を訴える電話がありました。なにがあったのか顛末を紹介します。

Windowsが起動しません!

知人は、電話越しにたどだとしい英語を読み上げます。
「ノー ブート デバイス ファウンド(No Boot Device Found)」
「プレス エニー キー トゥ リブート ザ マシン(Press Any Key to Reboot the Machine)」
この程度であれば、カタカナ英語でも意味が分かりました。
「起動ディスクが見つかりません。コンピュータを立ち上げるには何かキーを押してください、っていうメッセージです。最悪、ハードディスクの物理的破損などの可能性もありますが、とにかく何か押してみてください。正常に起動する可能性がありますから」と説明をしました。
「物理的に壊れている可能性もある」と余計なことを言ったせいか、「あなたが見に来てくれるまで、このままにしておくから」と言われてしまい、翌日見に行くことにしました。

肩すかしでしたが

翌日そのパソコンを見にいきました。前日の電話メッセージがそのまま残っていました。念の為、作業を始める前に写メを撮りましたが、反射してあまりよく撮れませんでした。残念、ここに載せられる画像がありません。
さて、運を天に任せて、Enterキーを押しました。いつもどおり、Windowsが立ち上がりました。肩すかしでしたが、めでたし、めでたし。電源を入れ直しても特に問題はありませんでした。ハードディスクを固定するネジがどこか緩んだりしているのかも知れませんが。

なすすべはありません。

今回、運良くただ一度(たまたま)、「起動ディスクが見つかりません」のメッセージが出ただけで、実際には起動できましたが、本当に「起動ディスクがみつからない」障害が起きれば、ほぼなすすべはないでしょう。BIOSレベルの作業をしないで済んで良かったです。Windowsの再インストールをするのであれば、データの保全も問題になりそうです。パソコンが古く、途中でWindows 10にアップグレードしましたので(正規ライセンスです)、持ち主は「買い替えも仕方ない」と考えているようです。普段からのデータバックアップが重要と思い知らされる出来事でした。

2021年2月24日のコメント

おかげさまで(?)、少し忙しく、Noteにあまり時間をかけることができていません。記事が短いのですが、毎日少しずつ続けられるよう頑張ります。
では、また明日!


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