アドベンチャータイム S1ep10「ブンブン山の思い出」
今回もADVENTURETIME PRESENTS:に! 以降はフィン&ジェイク PRESENTSから、全てアドベンチャータイムの提供になるのかな?
あらすじ:ブンブン山にやってきたフィンとジェイクは、マーローダー達と格闘訓練中!しかし、乱暴な行為が見たくない岩石「マウンテン」が泣き出してしまい・・・?
▼海外版ダイジェスト動画
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🦆 ブンブン山にやってきたフィンとジェイク
荒くれ者たちが住むブンブン山のマーローダー達とフィンも格闘訓練中。
⛰ 誰かの泣き声が聞こえる
訓練中、突如山の方から誰かの泣き声がするのをフィンがきき、駆けつけようとするが、マーローダーのボスが「格闘訓練中に抜け出すことは許さない! この弱虫小僧!」とフィンを呼び止める。しかし、フィンは正義感でマーローダーたちを叱りつける。
フィン「おい、よく聞け! 心の冷たいやつらめ!誰かが助けを求めて泣いていたら、僕は絶対に放っておかない!」
ジェイク「さぁ〜きた! 始まるぞ〜こいつらに聞かせてやれ!」
👶 幼少期のフィンの思い出
フィン「遥か昔...赤ちゃんだった僕は、葉っぱの上にウンチをした。」
"BOOM! " "BOOM!"
フィン「だがよろけてその上に尻餅をついてしまい、一日中泣いていた。誰も助けてくれなかったよ。僕はその時、どんな小さなことでも助けようと誓ったんだ!だから僕は行く!」
マーローダーたち「ヒュ〜〜〜いいぞ〜〜〜行ってやれ〜〜〜〜(歓声)」
ジェイク「...今も泣きながらウンチするんだぜ。わかってくれてありがとよ。」
ジェイクはフィンのことを見守り、相棒として一緒に冒険をし、他の人にも理解やケアをそれとなくやっていることがなんども見直すうちに改めてきづく。年の離れた"お兄ちゃん"という関係を間接的に描いているのがわかる。
「BOOM」「BOOM」の意味ググったら、「バン!」「バン!」みたいなリズムを表現する言葉に近かった。山の名称が"BOOM BOOM MOUNTAIN"だったので、何かと意味がかかっていると思ったのだけど、そうでもない・・・?この山の名前はフィンが名付けたという認識で合ってるのかな...?
⛰ 涙のマウンテン
山に登ると、泣いているマウンテン。事情を聞くと、マーローダーたちのケンカごっこを見せられて、みんなが乱暴になる姿を見ると悲しくなってしまうらしい。
野蛮で下品なことをしているマーローダーたちに耐えきれないマウンテン。ジェイクが「こいつどうかしてるぞ...」とと言って見限ろうとするも、フィンはこのジェイクの一言で幼少期をより鮮明に思い出す。
てんとう虫の赤ちゃん「ママ!赤ちゃんだよ!」
てんとう虫のママ「ダメよ!見ないの!この子、どうかしてるわ〜」
助けてもらえなかった自分とマウンテンを重ね合わせるフィン。
フィン「僕が助けてあげる!みんなに乱暴なことをさせないようにする!僕の名前はフィン!君は僕が助けてあげる!...とにかく、考えてみるから・・・!」
💭 解決アプローチ
フィンはマーローダーたちに「もっと殴り合いを優しくできないか?」と提案するも、反発される。そこで、目についた動物たちをマーローダーたちの手にくくりつけて「やさしいパンチ」になるようにする。
\こうすれば思い切りパンチを打とうとしても優しいパンチになる!/
マウンテンにこれで問題ないか確認したところ、「バカ言え!前よりもっとひどくなった! 動物たちにも、俺にも謝れ!」と謝罪を要求される。案の定すぎて笑う。
別のアプローチを探るべく、フィンはマーローダーたちに声をかけるも、動物殴り合いに夢中で誰も聞いてくれない様子。「ちょっと聞いてよ・・・!」とポンポン撫でると、マーローダーは怒り「何をするんだ!お前もポンポン仕返してやる...!」とフィンをポンポン撫でる。撫で合い合戦のスタートである。
これにはマウンテンもニッコリ。
しかし、マーローダーたちは撫で合いすぎてカブレはじめる...!!!
🗻 噴出する課題を一気に解決する方法
もう「マウンテンが後ろを向いておけばいいのでは...」ということで後ろを向いてもらおうとするも、奥の山がマウンテンの背中に見惚れており、後ろは向いて欲しくない!とのクレーム。そのほかにも、キノコやカエル、裸の魔法使いまでフィンに助けを求める始末。
\誰かのやりたいことは、誰かのやりたくないことなのに!/
フィン「みんなが違うことを言ってくる! 誰かのやりたいことは、誰かのやりたくないことなのに!」
ジェイク「おい、フィン! 落ち着け!誰かの頼みごとは誰かに嫌がられるワケだ! でも、お前はどうしたい? 」
ジェイクの一言で、また過去を思い出すフィン。
🐶 What do you want? (お前はどうしたい?)
ジョシュア「なぜ泣いている?どうしたいんだ? マーガレット、この子葉っぱがくっ付いていて変なニオイがするぞ。」
マーガレット「まかせて、ジョシュア。この子には愛のキスが必要なだけ。ほーら、ごらんなさい!笑顔になったわ。」
ジョシュア「クサイ子にキスなんかして。その汚れた顔を洗うまでキミにはキスをしないからな。」
孤独な幼児だったフィンはジェイクの母親、マーガレットによって無償の愛をもらったことで笑顔を取り戻したことを思い出す。
そしてフィンはジェイクに「僕は困っている人を助けたいんだ。そして幸せにしてあげたい。」と打ち明ける。そんなフィンにジェイクは笑いながら「だっさい望みだな!いいさ、やろうぜ!相棒! Woo! hoo!」と言いながら、一緒に知恵を絞り、フィンに手を貸してあげる。
ありがとうフィン!君のおかげでみんなが助かった!
ひとつ一つの問題を解決できるよう仕掛けを施し、悩みを解決したフィンとジェイク。しかしジェイクの悩みは解決していないようで...「イルカに気に入られてしまったことに困っている」らしい。
というわけで...
\ADVENTURETIME!!!!!!(必殺・強制終了)/
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マーガレットの愛とジョシュアの他人行儀感にリアリティがあって非常に推せる...。というか、「自分がどうしたいか」と「無償の愛」についてリアリティを持って表現するカートゥーン素晴らしすぎやしませんか...と余韻に浸っていたのもつかの間、初期のストーリーボードを見てなんとも言えない気持ちに...。
🔍 発見したもの
📕 Story Board
なんと初期のオチは「イルカエンド」ではなく、「イカ(紫)のドラッグエンド」だった・・・!!!多分ドラッグを想起させる表現が問題になって、色々変わったんだと思う。
ストーリーのはじめにマーローダーがイカドリンクを飲んでいたのは伏線だったのね。
常に違和感がある作品だから、情報修正されたことに気づかない、それがアドベンチャータイムの良さ・・・()というかこっち映像化されてたら、これもトラウマエピソードとして歴史に名を刻んだはず...
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