見出し画像

望月花梨さんのこと

自宅の本棚を整理していたら、古い漫画が出てきた。

望月花梨著『純粋培養閲覧図』…彼女の作品がとても好きで、10代の時に集めて多分ほぼ全作持っていたのだけど…数年前に処分してしまったのだ。

もの(特に本)は少ない方が、移動の多い自分にとっては動きやすいので定期的に持ち物を見直しているのだけど、あの本たちは手放さなきゃよかった・・・!手放して後悔している数少ないものの一つかもしれない。

読み返してみて。「花は発情の形」とかけっこう刺激的。憧れの先生の身代わりに、お気に入りの女の子達に花の名前をつけて呼んだり「君ももうすぐ花が開きそうだね…」とかいう男子ってもし現実にいたらキモイよな(失礼)

彼女の作品のようなメタファーの多い会話って現実ではほぼしないだろうけど(特に中高生なんてクソガキじゃないか)もしそういう文学的なセンスを持った男子がいたら惹かれちゃうかもなー。

それから「子供はみんな幸せにならなきゃいけないのにね」とか、今の自分の価値観を作っているものがここからきていたんだなぁと気づいた。

他の作品も読みたい。

望月さんはもう漫画を描いていないみたいだけど、元気で幸せに暮らしているといいな。

私の好きなものはこの世から無くなる運命にあるようだけどw(食べ物やコスメ、バンド等)本や漫画は残るからいいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?