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大人になると運動しなくなるのがふつうだと思い込んでいたあの頃がおそろしい

大人になってから、より運動の楽しさがわかってきたように思う。
単純に歩いたり、夏はプールで泳いだり、台湾に行った時は滞在していたゲストハウスの向いのおじちゃんとテニスしたり。
最近だと、ある本をきっかけにスケボーをやってみたら思いのほか楽しくて、もっと練習すればもっともっと楽しくなりそうな感触がある。

そんな私も、もともと運動大好きだったかというとそうではなく、小学生の頃はどちらかというと苦手意識があった。細かく言うと、苦手なスポーツと比較的得意なスポーツがあって、球技のセンスは皆無。単純に走るだけ、飛ぶだけ、泳ぐだけ、ならわりと出来るという感じ。
だけどスポーツ(=球技)が出来る人への憧れはあったので中学ではソフトテニス部に入った。そこでボールへの抵抗がだいぶ薄れたのと捨てきれない執着心から、バレーボールやバスケ等他の球技のレベルも人並みくらいには成長したように思う。


大学生の頃、なんとなく漠然と、大人=社会人になったら運動しなくなるんだと思っていた。「この先どんどん運動しなくなるんだろうね、そしてどんどん太っていくんだろうね。怖いね」というような会話を友達としていた(笑)

今になって、その思い込みの方が怖いよと言いたい。
社会人は忙しくて運動しなくなる、してる人はごく一部。それが当たり前。
別に運動だけでなく、読書とかも忙しくて出来なくなる、だから自分の興味のある学問に浸っていられる大学の教授なんかは贅沢な仕事で、ふつうの仕事してる人はそれが出来ないという思い込みがあった。
これって親をはじめ周りの大人を見てそういう思考になっていたんだろうけど、こわいことだなと思う。

今になって、どんな生活スタイルを選ぶかは人それぞれで、自分次第なんだとすごく感じる。私は今33歳だけど、最近遊びがすごく楽しい。

そして、子どもの頃に苦手だと思っていたり出来るわけないと思っていたことって自分で考えてる以上に「思い込み」だったりするんじゃないかってこと。
私の場合だと、運動に関しては遅咲きだっただけで、出来ないわけじゃなかった。そういえば”逆上がり”も小5の時初めて出来るようになったし。

30歳の時に二輪の免許を取った時も、毎日すこしずつ、出来なかったことが出来るようになっていくのが楽しくてわくわくした。
そういう成功体験を積んでいく事が自信になるし、思い込みを少しずつ解いていってくれたのかもと思う。

大学生の頃の自分みたいに、どちらかというとネガティブな思い込みを持っている事は、行動が狭まってしまうし本当にもったいない。

これからの長い人生(?)常に新しい事にチャレンジし続けて、死ぬまで自分の足で歩いて行きたいところに行くおばあちゃんに私はなりたい。



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