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「引退してもずっとファン」


これ、私のお友達の名言です。

バレーボール選手を選手としてファンが見ていられるのは、彼らの人生のうち、ごく短い期間です。

ありがたいことに、私がこれまで熱を入れて応援してきたVリーグの選手は、ほぼ皆さん引退後も「ファンが見にいく」事が許される立場にいます。
なので、彼らがそういう立場でいてくれるうちは、回数は少なかろうと、たまには今のステージでの頑張りを見に行こうと、心に決めています。

おそらくこの姿勢には賛否両論あるでしょうし、来られた側にしてみれば「こいつ、まだ来やがる」とか思われてもおかしくない事象です。
しかし、選手時代の姿を通じて、その考え方や生き様に当時強く共感した者としては、今作り上げてるものを自分の目で見たくってね…

というわけで今週はこちらに行ってきました。

大学リーグ、男子よりも女子の方が先に足を運ぶようになったのは、そういう理由なのです。(ちなみにVリーグも、もともと女子ファンからのスタートでしたが)
真っ当な理由じゃなくて申し訳ない。

当のご本人も、お元気そうに指揮を執っておられました。

こうやって見に行った時に、特にお声はかけたりかけなかったりなのですが、それを目的に行くというよりも、「今、頑張って作り上げてるものを見たい」気持ちが強いのです。なので、見に行くようになった最初の頃は監督中心に見ていたのですが、今は試合中、監督はほぼそっちのけで、試合の展開を追っています。

女子は女子で面白くってね。それに可愛い。いろんなものがいつも撮ってる男子のそれとは全然違うので、撮れる写真はお粗末な限りなのが悲しいですが。

シャッターのタイミングやボールの動き。
特にボールの動きは、男子であればプレミアだろうとチャレンジだろうと大学生だろうと、そのチームを少し撮っていればたいてい読めるしカメラも慣れるのですが、その辺が女子の場合、セッターが誰であっても何度撮っても全然掴めません。


そういう難しさをも楽しんでいるのですが、これもご縁の賜物だし、「熱しにくくて冷めにくい」タイプのファンをやってて良かったなぁと。

余談ですが、今回の会場(大阪体育大学)はたどり着くのが正直大変でした。
アクセス云々というよりも、私が大阪の鉄道事情に疎いので、無駄に環状線を1周してしまい、着いたのが試合開始直前だったり。
それでも来たかったのは、ここが氏の本拠地であり、ここがなければ今の氏はいなかったからです。

「機会があればぜひ行ってみたい」
その心願、成就しました。

次、見られるのは来年ですかね?
その時にはまた、元気な姿見せてください。

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