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【Pb、関節リウマチになる。②】(左から読んでね)
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こら、免疫司令塔、何やってんのよ!!間違った命令送り続けないで!
★免疫細胞:(上に命令されたとおりにやっつけに行ってるだけです〜)
… これが関節リウマチ。
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★免疫細胞たち:(サイトカインばんばん放出します! Kill, Kill, Kill!)
(敵の構造物発見、ぶっ壊せ!)
☆体内組織たち「うぎゃー、味方だっていってんだろ!」
ヤメテ…。このままだと、関節も、軟骨も、血管内部もズタボロよ!
血栓だらけになるなんていやよ!
そういうわけで、暴走気味の免疫を抑制する薬を飲むことになった。
「免疫抑制剤」というものだ。
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「あゆみ」はカプセルが小さくて飲みやすいな。
免疫抑制剤、メトトレキサート(MTX)。
第一選択候補の、関節リウマチに効果的な薬。
私は一週間に 6mg(3錠)を服用。一週間に一度の服用。(人によっては一週間のうち、3日間に分けて服用)。
1/100くらいに薄めた抗がん剤とかきくと、ちょっとビビっちゃうわ。
でも、早めに治療開始しないと、最初の2年間で関節の変形ががんがん進んでしまうというデータがあるので、薬を飲みたくなくてもちゃんと飲んで治療開始しないとね!というわけで服用をはじめ、もう5年以上続けています。
いろいろ恐ろしげな副作用は書かれているものの、最小容量のせいか特に副作用は感じられず、吐き気の予防的に、葉酸も最初の二週間くらいは飲んでいたが、結局飲まなくなっても具合は大丈夫でした。よかったよかった。
追加の、別の免疫抑制剤、「ケアラム」25mg(イグラチモド)。
日本のみで発売。こちらは毎日、一日一錠。
MTXとのコラボで、一層の効果が見込める。
副作用も、この手の薬のご多分にもれず肝臓障害などが書いてあるけど、血液検査ではいつも肝臓クリーンな私。お酒もタバコもやらないこともあるかな?
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血液検査
血液検査では、MMP-3(これは初めての一回だけ)、抗ガラクトース欠損-G、抗CCP抗体の3つを特に関節リウマチ系の項目として調べられた。
(なぜか、リウマトイド因子の項目は入ってなかった。)抗ガラクトース欠損-Gだけが基準値6のところ、37と高かったが、あとは正常値。
それと、炎症反応のCRPが低いのに、よくまあ「痛いのは気のせい」扱いしないでくれたなあ…。
のちに、この病院じゃないところで、たまたま人間ドックをした時に、リウマトイド因子 RFが+ だったので、(やっぱそっか、あーあ。)と再確認した。最初、受け入れたくなくて、ずっと「いやいや、まさか、ほんとはヘパーデンとかでしょ?」とどこかで思っていたのに。
あと、ちょっぴり関係あるかも?と言われた、アレルギーの程度を示すIgE値。170未満が基準値で、1500だった。高めみたい。杉・ダニ・ハウスダストという、皆様おなじみのアレルゲンが、一番レベルがひどかったです。
生物学的製剤
も、ずいぶん初期から勧められていたものの、高くて随分あと伸ばしになってしまった。伸ばし伸ばしにしている間に、昔は点滴とか、週に一度注射しろなどの負担が大きいものから、4週に一度でいい、患者負担(料金じゃないよ)の少ない、改良されたものが出てきた。シンポニーだ。
でも、注射すると、診察代込で38,000円くらいする上に、他にも飲み薬がいろいろあるのではっきりいって経済的にきつい!ので、一時試してみたが、今は中止中。
開始して二ヶ月くらいすると、いつの間にか買い物から戻っても二時間倒れ込んで眠るようなことは減っていったので、効いてたんだろうな。
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「そうねえ、全部の関節が破壊されたらかな?」「その前になんとかしろよ!」
こうなる前に、早めの治療開始しましょうね☆
このページは、【Pb、関節リウマチになる。①】の続きです。
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