33.実在するマトリックス

まずいことになっている。タイトルからしてまずい。ここ昨今の内的変化については少し記録しているが,それに関連する。

変化を感じ始めた当初くらいからかと思うが,ここ最近,実際に風など吹いていないし新幹線や飛行機のような乗り物に乗っていないのに,とても速い風が流れている中に自分がいる,またはとても速い乗り物の中にいるような感覚がずっとしているのだ。

様々な知識をかみ砕き,学習してそれを極力体系的に整理していく事が進むほど,つまり,自分が構築している「情報空間の中の構築物」が鮮明に精緻化されていくほど速くなる感覚だ。

実際,現実的にPCやiPad等をフル活用し,情報空間の入口と出口を整え外部脳のように使用し,「情報をより手掴み」しやすくするほどに速度が劇的に増していくように思う。

これは単なる気のせいというレベルのものではない。新幹線や飛行機に乗ったときのような感覚。いろいろな情報の中に意識が入っているときにそうなっているのだと思う。

とてもおかしい。

いつもの朝の瞑想やオイルプリング等をして仕事等にとりかかるが,情報空間の中に入り込むとそこから抜けられず,風呂をわかしながらその時間で何かの情報の処理(情報の理解や蓄積等)をしている空間から抜けられず,あっという間に3~4時間経過する。

体は冷え切る。時にのどもからから。その場から離れられなくなる。

もちろん物理的に会話をしたり用を足したりするが,実際の本体というか,それはそこになく別の空間にあるような感じだ。

何とも表現し難い。

以前と現在の情報空間へのアクセスの速度の変遷として,徒歩→早歩き→ダッシュ→自転車→バイク→車→F1→飛行機で離陸→「ジェット気流に乗り,いきなり早くなる」(ここが現在)という風の強さの感覚だ。おそらく全く人に伝わらないだろう。

朝夕必ず1日2回瞑想をするが,この瞑想で立ち止まる空間がなければ恐らく病気になる。

しかし,ここ数日困ったことにこの瞑想をしている最中に,「イメージ」が止まらない。勝手に立ち上がってくるイメージだ。

宇宙空間の中に,心理領域,哲学領域や科学領域,現実世界の政治,経済領域等のあらゆる領域が銀河の塊状に浮いており,超微細なところから巨視的なところまでの高さと各領域ごとにある膨大な広さとそれらがそれぞれ有機的に結びついて化学反応が起きている宇宙空間の中にいるようなイメージだ。

自身はそれぞれの領域に精通しているわけではない。自身が創造した一部分のイメージとしてそうなっているのだろう。

これはまずい。中途半端な準備で飛び出してはいけないところに足を踏み入れてしまったような気がする。マトリックスの世界は本当にある。準備ができていない。宇宙服を着ないで宇宙に飛び出すと命にかかわる。

「遅いインターネット」を読んで立ち止まる手もあるが,立ち止まるとスピードは落ちるかもしれないが,じっくり考えだすと今度はその世界があまりに広大すぎる世界が見えてしまい地図無くして樹海に飛び込むような恐怖だ。

このあたりの専門書籍が数冊あるので今の状態を確認しよう。









勝手なつぶやきにお付き合い頂き大変有難うございます。不定期ですが、感じるコトバを紡いでまいります。