チーズとナッツ


最近は、朝はヨーグルト、昼はチーズとナッツ食ってるんですけど
とても原始の気持ちなんですけど。(晩はくいたいもんを食う)
めっちゃ胃が縮んでて、わりと空腹に慣れてきたなー。って感じです。

今まで素焼きのナッツなんか味なさすぎて食えるかよ。
と思ってたんですけど、カシューナッツの甘みがものすごく美味いと感じるようになってきたので
慣れってほんと不思議です。

最近はラボでぼーっとしてることが多い。
窓開けてもめっちゃ静かで、ぼーっと。
ただ、ぼーっとしてることが多くて。
なんかそれがとても気持ちいいのだ。

考えなきゃいけないこととか生きるための営みとか
やっぱすげぇ目まぐるしいから、どう楽しく過ごしてもやっぱ少しくらいは
ぼんやりもしたいのかもしれない。

先日、面白いメールが届いていて
めっちゃ簡単に要約すると
「森くんは音楽家として生きていきたいのに音楽でお金を稼ぎたくないってどういうことですか?」
みたいなことがかいってあって。
面白いなぁー。って思いました。

自分は確かにそういう発言をすることが多い。
「音楽は本来自然みたいなもんだからタダであるべきじゃん。」
というようなこととかね。

言われてみれば、確かにむずかしくてわかりにくい発想ではあると思う。
そういうところに疑問を持たずにいれるミュージシャンはうまく生きていくのだろうけれど
自分は既存のシステムそのものに違和感がずっとあって、なかなか口で説明することとか現実問題どうなん?
ってところとか考えるとより問題がややこしくなっていくというそういうジレンマの中にずっといるのかもしれないね。

ぜんぜん、稼ぎたくないわけではないし、むしろ俺が音楽で稼ぐべきだと思ってます笑
なんなら俺にちゃんと稼ぐ力があれば日本の音楽自体をよくしていけると思ってるしね。

もっともっと学ばないといけないことがたくさんあるな。
って思ってて、ラボを借りたのも、ラボでずっと慎ましやかにささやかに音楽を作りたい、、、
と思っているからではなくて
むしろ真逆で、こっから世界にどうやって音楽発信できるだろう。
くらいの気持ちです。

多分ね、音楽というものを純粋に楽しんでただそれだけでいいや。
って人がたくさんいればいいなー。って思ってるんだろうね俺は。
若いミュージシャンとか、音楽ばっかりやってて世間知らなくてでも愛すべき存在とかさ
何か作為じゃなくて宇宙の意思みたいなもので生きている人たちが俺は大好きで
音楽家だけじゃなく他のジャンルにしてもそうだけど
人間なんて結局は、大きな自然の一部でしかないと思っているのよ。
でも、そういう人たちを使って儲けないといけないって人たちもいて。
その中には、いい人もいればよくないヒトもいて。

時々、ものすごく怖くなるのは
この日本という国だけでも、みんなちゃんと服をきて毎日3食とか食べれてる人がとてもいるわけやん。
焼肉とか俺も大好きだけれど、焼肉屋さんで焼肉食べるたびに思うよ。
何匹くらい牛死ぬんやろうか。
って。
しかもその牛も野生の牛ちゃうから、その牛育てるために森切り崩したりしてるわけやん?笑
そんなことはわざわざ話さないし、真ん中において考えはしないけれど
ネットで家具が買えて、それもすごく手ごろな値段で。
誰が何を切り崩してるんだろう。
と思う。
木って、そんなあるっけ?って思う。
服とかみんな何着も持ってるやん。
どれだけ、地球が服に変換されてるんやろうと思う。
ガソリンだって、まだ尽きへんの?すごすぎん?こわ。ってなる。
それでいてまだちゃんと機能している自然が偉大すぎる。ギリギリだけれど。

地球はとても有限で、人間はどんどん増えているけれど、地球はどんどん削れていってる。
長い目で見て物価が上がってるのも、人が増えてものが減ってるからでしょう。
他にも要因はあるだろうけれど。

そんなことを思ったりしながら、自分も全然その世界線で生きてて誰かがなんとかするのか
それとも人類が滅びるしかないな。
くらいにしか思っていないことがとても嫌だなー。

って思うのよ。

変な話やんな笑

みんなが日々の生活で、いろんな職種はあれど、稼ぐってことは消費のための準備で。
自分が音楽をすることにおいて、チケット代を払うためにみんなどこかで稼ぐわけやん。
その稼ぐっていう行為は、誰かが消費してくれるから対価が発生するわけやん。
俺はそこにあるだけなのに、そのために何かが削れるわけやん?
そういうことを悶々と考えてしまっているだけなのよ笑
消費することが悪いっていうてるわけじゃないねん。必要なことではあるから。というか結果的に必要なことを
すると消費は生まれるから。
うんこすんな食うな。っていうてるわけじゃない。汚くてすまん。笑

昔、そういえば
漁師さんが目の前で生きた伊勢海老に串刺して焼いてくれて
串さしてるときに
「痛そう、、、かわいそうやな、、、」
っていうたら
「かわいそうやと思うんやったら食うなよ!」
って言われたことがあって

確かにその通りやなって思ったことがある笑

そういうことなんやと思う。

本当は、考えちゃいけないことなんだろうきっと。
生きるということの弊害とか笑
自分が空気吸ってる分誰かが吸われへんのか。

みたいな発想って本来持つべきじゃないんやと思う。
「じゃあ死ねよ。」
ってなってまうから。

ただ、やっぱりあんまりにもそこを振り切ってしまって肥大していく欲望みたいなものに飲み込まれたくはないな
とか思ってるんやろね。
だからむしろ仮想通貨とかNFTとか勉強してるんやけど、まだ時代が完全には追いついてないから
自分は、目先のことじゃなくてものすごく先のことを見て今、やっぱり自分にとって都合悪いことほどしっかり考えたいな。
と思ってるし、こういうややこしいこと抱えながらそれでも潰れずに生きていくことってみんなができるわけじゃないと思ってるから
何か成さないとな。って思ってるよ。

で、結局こういう風に遠回りしてたどり着く境地と
無心で音楽をやってたどり着く境地は同じやな。
ってことに気付いてまた狂ったみたいに音楽やるんやけど笑

こうやって、めんどくさーく物事考えて、それでも音楽をやめずに真っ直ぐそこを信じられる自分が
本当に自分でもすごいと思う。
さっさとそんな高尚なことを言うのをやめて、楽な流れに乗っちゃえばいいやん。
って思う。

けど、それでもやっぱり音楽がいい。っていうのが本当に自分にとっては幸いなことやなと思うねんな。

だから、回答にはなってないねんけど
自分でもなんでそんなこと言うんかわからんし違和感がどこにあるんかとか探し出したらキリがないねんけど
願いとしては、みんなが健やかにただ楽しく生きるために俺も健やかにただ楽しく生きれるように
のバランスが崩れないでいてくれればいいな。
自分も含め。

って思ってる。

全部、とてつもない奇跡やから。
この世にある全部は。
だから、願ってるよね。
祈るように歌ってるね。

難しい話〜!!

POS部屋はこちらへ→https://www.mori-no-heya.com/
POS部屋とは、、、
Project Open Source Roomの略。
そもそもは、アーティストたちがひとつの場所に集ってアイデアや表現を出し合ってそれを共有しながら面白いものを作っていきたい。
という思いから始めようとしたプロジェクト。
結果的に、紆余も曲折もやんわりと経ながら単純に森良太が表現したいことを表現するだけの場所になりました。
シンプルにいうとファンクラブ。
だけど、ファンクラブと一言で括ってしまいたくない思いが絶妙な塩梅でProject Close Sourceな現状を生み出している、WEBの孤島。
そう、ここは楽園。